ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

冬の動物たち

2022-02-17 14:38:49 | 日記

冬になって木の葉が落ちると、夏の間は葉に隠れて分からなかった生き物たちの姿を見ることが多くなる。

また、自宅庭に冬の間だけ鳥の餌を置いているせいか、これまで近くで見ることが出来なかった鳥がくることがある。

エサ台にやって来たアカゲラ。

アカゲラは裏の森に一年中いるが、いつも木の幹に止まって木をつついているので、こんなに近くで見られるのは冬の間だけ。冬は木に虫もいないのだろう。

野鳥は一度でもエサ台にやって来ると、そのまま常連さんになってくれることが多いのだが、アカゲラは何度か来ても、そのまま常連さんになることはあまりない。

だから、たまに現れた時はテンションが上がって、カメラを手に部屋の中をバタバタ移動するので、気配を察知されてか逃げられてがっくりする。

こんな時こそ冷静にならなければ、、、と思うのだけど、鳥によってはどうしても冷静になれない場合がある。

それがシマエナガ。

シマエナガは動きが素早くて、なかなか写真に撮ることができないのだけど、めずらしく写真に撮れた。(下からですが)

雪の妖精と呼ばれているだけあって、最高のかわゆさ。

シマエナガは一羽で行動しているのは見たことが無く、いつも群れになって飛んでくる。

たまにシジュウカラの群れの中に混ざっていたり、逆にシマエナガの群れにシジュウカラが混ざっていたりと、シマエナガとシジュウカラは、とても仲良しみたい。

身体の大きさと白と黒の色合いが似ているからなのだろうか。

違うのは、シジュウカラはエサ台に来るが、シマエナガは、けっしてエサ台には来ないことで、シマエナガはいつも森の木に留まって餌を探している。この日はもみじの木にとまって木の実を食べていた。

 

お次、上の写真の鳥はハイタカ。

大きさは山鳩くらいだが、精悍な顔つきが、鷹のプライドを感じさせる。

鷹さまは、エサ台のエサなど見向きもしない。狙うのは、生きた獲物。

この後、鷹さまは獲物を見つけたのか、猛スピードでカッコ良く飛び去って行った。

そして、最後はこちら。

シャッターチャンスを逃してしまって、お腹から下の部分しか映っていないが、エサを探しているキタキツネ。

歩くコースが決まっているのか、毎日のように家の横を通り過ぎて行く。

ふさふさのしっぽが可愛くて、ついエサを上げたくなってしまうが、餌付けは禁止されている。

やはりキツネの糞から感染するエヒノコックが怖い。

エヒノコックスは潜伏期間が長いので、気づいた時には重篤な状態になっているそうだ。

これで知人のお父様が亡くなったと聞いてから、自宅の庭でもキツネの糞が落ちていることがあるので、むやみに草むらに手を突っ込んで草取りなどはできなくなった。

Pなんとかという検査より、よほどエヒノコックスの検査をしたいと思う。

というわけで、動物たちはそれぞれに厳しい冬を生き抜いているわけで、動物たちを見ながら「私も頑張るべ」と思いつつ、昼寝をしてしまう昼下がりのひとときなのであった。

 


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