
先日、私の孫と娘が、里帰りで帰ってきました。
孫のために、ブロック遊びのおもちゃを買っておきました。
その子はブロック遊びがすっかり気に入り、ブロックで作ったおうちに入ってご満悦でした。
そのおうちには扉もついていて、扉を開けては閉め、開けては閉めしていました。
それを見て私は、子どもが自分で「自分の時間」を過ごせることの大切さをあらためて感じました。
親が、子どもに有効・有益といわれる習いごとに通わせる、親子で遊ぶイベントに子どもを連れていき、遊ばせたりすることが、いまの若い親御さんに人気があります。
小さいときから習いごとに通わせてもらっている子は、習いごとへ行くのをいやがったり、渋った子もいるでしょう。
習いごとも、イベント参加も、お金を出して体験を買っていることになります。
でも、お金を出さなくても、子どもが家で好きなことをしたいときに、好きなだけ遊べることも大切だと、私は思うのです。
ですから、子どもが小さいとき、あまり外へ連れて行って遊ばせなかったとか習いごとにも通わせてやれなかったとすまなく思ったり、気にする必要はありません。
家にいて、自分の時間を思う存分、好きなことで過ごせた子は大切な経験を積んでいるこです。
子どもが、思う存分、自分の好きなことで、自分の時間を過ごすことができていれば、子どもの将来は充実したものとなるでしょう。