箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

何もしなければ、失敗もしない

2019年07月23日 07時21分00秒 | 教育・子育てあれこれ
 
 
 
夏休みは、部活をする子にとってみれば、公式試合や大会があり、頑張りどころです。
 
なかでも中学3年生にとってみれば、中学校最後の試合や大会になる生徒もいます。
 
大会で結果を出せないこともあります。
 
3年間部活をしていて、負けて終わるのは残念でしょう。
 
とにかく、大人は3年間頑張ってきた生徒に、何かねぎらう言葉をかけなければなりません。
 
その子その子によって、ふさわしい言葉は異なるでしょう。
 
しかし、どの子にも通じる言葉もあります。
 
たとえば・・・
「試合や大会、コンクールでは、みんなが勝つことをねらいます。もし、勝つことを成功、負けることを失敗だとすればということで伝えます。
 
今日試合に負けました。でも、覚えておいてほしい。何もしない人は、失敗もしません。
 
3年間、がんばって部活に励んだことが、みなさん一人ひとりにとって価値のあることだと思います。よくがんばりました。」
 
機会があれば、使ってみてください。