箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

空を見上げる

2019年07月15日 07時22分00秒 | 教育・子育てあれこれ
 
 
 
 
 
 
みなさんは、時々でも空を見上げていますか。
 
パソコンやスマートフォンを見続ける人は、前かがみに画面を見ることが多く、首や肩がこります。
 
いわゆる「スマホ首」です。
 
私も、ブログはたいていスマホで作っていますので、首や肩がこります。
 
そのため、意識的に顎に手をあて、首を後ろにグッと押して整体をしています。
 
 
さて、上を向いた姿勢は、こりをほぐすだけでなく、気持ちを前向きにする効果があると、脳科学でも言われています。
 
上を向くと、イライラ感や怒りという感情が軽減されるとも聞きます。
 
 
 
くわえて、空を見上げると、1日として同じ空はありません。
 
季節でも違います。見る時刻によっても違います。
 
地球が大宇宙の中で、自転し公転しつづけているからこそ、変化する空を見ることができるのです。
 
人が空を見上げれば、自身と宇宙がつながっていることに気がつきます。
 
いそがしく、張り詰めた気持ちのときでも、空を見上げると、この広い大宇宙の中で、自分の感情など、とるにたらない小さなことであると思うこともあるのです。
 
ときには、鮮やかな夕焼けの空もあります。
 
またときには、変わった形の雲が見えたりします。
 
私は、幼少期から自然豊かな環境で空を見ていたから、よけいにそう思うのかもしれません。
 
でも、都会でも空を見ることはできます。それはまぎれもない自然の風景です。
 
それらをみて、美しいと思い、湧き上がってくる感情は、日常生活のしがらみから、自身を解放してくれます。
 
空を見上げることを、日常生活にとりいれていくと、不思議と心が満ちていきます。