
中学校では、いま1学期末の三者懇談を午後に行っています。
1学期の子どもの生活状況や学習状況をふりかえり、できたことや課題を、家庭と学校で話し合うのが、懇談の目的です。
親御さんもお忙しいなか、やりくりをして学校にきてもらえるのです。
その意味で、まずご足労くださったことに、ねぎらいとお礼の言葉を伝えることから懇談が始まるのです。
このことを、私は一昨日、初めて学級担任をして、初めて三者懇談をする教員に話していました。
親も子も来てよかったと思える三者懇談になればいいと願っています。
私自身も何度も懇談してきて、いまこういう立場になり、三者懇談について、あらためて思うことがあります。
保護者の方と相談しながら、子どもの将来像を描き、子どもの自立を見通して、こんな人になってくれればいいですね・・・。
こんな会話ができる人が、教師としての仕事でないか。
その地域で暮らす子どもがいて、家族がいて、笑いがあり涙もある。
そんな人間的な暮らしのある家庭の子を育むのに役立ちたいと思うのが教師であるべきです。
たんに授業で子どもを教え、学力をつけることをこえて、子どもの人生の幸せをつくる仕事にまい進してほしい。
こう思います。