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わが子にどんな人になってほしいか。
このように問われると、「自分なりの幸せな人生を送ってほしい」と答える親御さんが多いと思います。
そのとき、多くの人は、自分の人生が曲がりなりにも充実しているので、意識には現れてきませんが、自分と同じであってほしいという、潜在的な願いがあるようです。
このことから、親は無意識のうちに子どもを自分の思い描く「未来予想図」にあてはめることになっていると考えることもできます。
ただし、未来といっても、20年後、30年後の世界がどうなっているかいうのは、誰にも予想がつきません。
事実、これほどまでケータイやスマホが、私たちの生活に浸透して、情報があふれていたり、その弊害も起こるということを誰が30年前に予想したでしょうか。
私も、自分でプログを書いていますが、30年前にはこれほど毎日更新することになるとは予想もしていませんでした。
ということで、お子さんの20〜30年のことを考えたとき、何でもひと通りできる人になるより、何か一つのことに秀でていることを磨き上げる方がいいのでないかとも思います。
私がいちばんいいと思うのは、子どもが熱中するものに、徹底的につきあうことです。
これにより、子どもの意欲は高まり、得意や強みが伸びます。
それとともに、子どもの積極性が伸び、やってみようかなという気持ちになれます。
それとともに、子どもの積極性が伸び、やってみようかなという気持ちになれます。
このとき、ポイントになるのは「わたしにもできそう」という見込みや見通しをもてることです。
大人は、子どもにチャレンジさせたいとき、難しいことでも、とにかく経験することが大切だとして、させようとする場合があります。
しかし、できそうと思えることにとりくませ、そこから派生してこれもやってみよう、あれもやってみようと、自分から踏み出すようにした方が、子どもの積極性は伸びるように思います。
この積極性をもつ人が、20、30年後の社会で活躍するのかもしれないと考えます。