花、着物、時々ハンドメイド

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平和のための京都の戦争展

2023-08-05 20:05:52 | 平和

暑い一日でしたね。

街中は体温よりも高い空気がふいている感じ。

先日扇風機が回っているのに死亡されたという報道がありましたが、

この熱い空気がぐるぐる回っているだけでは熱中症防止にはなりませんね。

皆様、お体お気をつけ下さいね。

午前中は所用がありましたので、お昼から出かけました。

さいわいにも会場のすぐ北側のコイン駐車場に入れたので

歩く距離は短くて済みました。

 

思わず涙しそうになったのがオマールさんの展示。

絵本か紙芝居かのパネル展示。

何回聞いてもつらい話です。

2019年に洛北の社寺仏閣のご朱印集めで圓光寺に行ったときに不思議なお墓を見つけてオマールさんについて知りました。

オマールさんは南方留学生、「大日本帝国による国費留学生」対象は日本が占領した東南アジアの学生。

日本の占領地の「日本化」政策の一つだったんでしょうか。

広島大学で学んでいて被爆。

建物は倒壊したけれど自力で脱出、留学生達と野宿しながら他の被災者のお世話をしたそうです。

故国に帰れることになり、

8月25日に広島を出発、東京に向かったけれど、

途中京都で具合が悪くなり京大病院に入院。

9月5日に亡くなリ、圓光寺にお墓が作られた。享年19歳。

被爆から一か月。

自らも被爆しながら救援活動を頑張ったこと、敬意を表します。

被爆したら、最初は大丈夫に見えても遺伝子がやられてしまう、なんて知識は当時には無かったでしょうし、

崩壊した建物から脱出できて安心していたんでしょうに。

「核兵器の共有」「核の傘で守られる」なんて言っている政治家がいるようですが、

何を言っているんだ、ふざけないでと言いたい。

 


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