***本日も写真ばかりです***
やっと!!!
カリフォルニア州へ突入!!!
やっと西海岸へ到達したわ。
アリゾナ州を走りながらハニバニに、「なんか砂漠が見れると思ってワクワクしていたのに、そういうのが無くてがっかりしたよ。」と、
星が一つ★ぐらいの低レビューを言ったら、「何言ってんの。砂漠はこれからでしょう?」と言われ、ホンマかいねと思っていたら、
現れた。
東海岸にはこんな風景、無い。
砂漠の中にも運河が流れていて、これがなんかゾワっとした。
どうも西の方の州には、ケイエスをぞわぞわさせる物がたくさんあるようだ。
本日向かったのは、ハニバニがどうしても私に見せたいと常々思っていたという、Solton Sea, CA(ソルトン湖)。
リゾート地かなと、なんとなくワクワクする。
とりあえずハイウェイを下りて、一般道を走る。
向かう途中、さっきまで囲まれていた砂漠が消え、また農場が広がる。
たくさんの牛がいる農場も出現してくる。
ソルトン湖、どんなところなんだろう。
着いたその場所は、私の度肝を抜いた。
素敵な風景!!!!!というビジュアルよりも前に衝撃的だったのが、
何なのこの臭いは!?
運転中は窓をしめていたため、全く気が付かなかったが、
車から降りてすぐに、顔にパンチ食らったような気がした。
それぐらい、臭う。
海岸沿いの、海の香りとかじゃない
明らかに水が滞っている、何かが腐敗しているような臭い。
それもそのはず。
この湖、Solton Seaと名前があるように、水が海水で出来ていて、
その水はどこにも流れていかない。
なんでも、かなり昔はこの一帯が干ばつでカラカラに干上がっていたこともあるらしいが、
その後に近くの川が大洪水を起こして、それからも干ばつ&洪水を繰り返しながら湖に落ち着いて、
ほぼ人工的に作られた湖なんだそうだ。
カリフォルニアの、大失敗に終わった大計画の一つだったとガイドさんも言っていた。
一度はリゾート地を目的にしていたから人工的に手を加えられたりしたんだが、
リゾート地として栄えるにはかなり無理があったんじゃないか。
なんせあの臭いだ。
どこにも流れて行かない海水は、年々塩分度を増していってるとガイドに書かれてあった。
驚くべきことがもう一つ。
砂漠の中の、インペリアルバレーっていう谷に出来ているこの湖は、なんと海面下にあって(ほらよく「海抜何メートルの...」とか言うじゃん)
太平洋よりも水面が70メートルぐらい低いんだって。
もー、高校で習った地理の授業が一気に脳みそに流れ込んだわ。
しかもこの湖、なんとあのサンアンドレアス断層の上に直接乗っかっているらしい。
とってもリゾート地っぽくて全くリゾートじゃないとか、巨大な湖なのに実はほぼ人口湖だとか、海面よりも低いとか、見かけとは全く異なるその異臭とか、
しかもここが位置してる場所がサンアンドレアス断層の真上だとか(リアルタイムで地震来たら怖い)、
ケイエスすでに怖いくせにワクワクして背筋がぞわぞわぞわ
なんちゅー場所や、ここ。
あまりの気味悪さで、ここに来たこと一生忘れないと思う。
癖のある物は美しいというが、ご覧くださいこの美しい湖を。
リゾート地じゃないから、建物も周りになく、街頭もないので
夕方とかもの凄くキレイな夕日が見えたりするんじゃないかと想像してうっとりしたが、またすぐに
さっきのケイエスすでに怖いくせにワクワクして背筋がぞわぞわぞわを思い出す。
青くて美しい湖の風景に、後ろ髪を引かれる思いで2人は湖を後にした。
私を連れて来たかったハニバニに感謝する。
それにしても凄かったなあの湖。
ハイウェイへ戻る一般道ではやしのきがたくさん生ってた。
カリフォルニアっぽいね、こういうのは。
風が強くて、至る所で砂嵐になってた。
遠くからだから「わー」って言いながら写真を撮るぐらいだけど、
実際にそこにいたらコンタクトレンズ使用者のケイエスにとっては地獄そのもの。
それでも本当に良いお天気で。
雲で明暗の差がくっきり。
オレンジ農園もあった。
今度は山道を抜けないといけないらしい。
風景もガラッと変わってくる。
なんか山の急斜面がちょっと怖いんだが(ここでもまたケイエスは背筋をぞわぞわさせていた)。
こんなん、いっそ、さっきのサンアンドレアス断層が近いとか知らんかった方が良かったわ。
真っすぐ伸びるこの道もそのうちうねってきて、目の前のあの山を越えなければいけないのかー。
この山々を見ていてね、咄嗟に山という漢字を思い浮かべたの。
古代の人って、山っていう文字を、こういう風景から考え出したんだろうなーっていうことをしみじみ考えたわ。
山の上の天候は変わりやすいっていうけど、よく見たら雲がたくさん山の上にある。大丈夫かな。
空が青くてキレイで、パノラマルーフを全開にしてもらい、車内から空を眺める。
少しして、やっぱり天候が悪くなった!
さっきまであんなに青かったのに。
でも雲の上にはやっぱり青い空が健在することが分かる写真。空が破れてる。
そして下の方に下りてきたら、雲もさーっと引いて行って、何もなかったみたいにまた青く晴れてくれた。
アイダホ州から来てる車。観光かな?バックシートのワンコも気持ち良さそう。
私たちも車の中から『ワン!』とか言ってみる。
あ。気が付いた。
次回はいよいよサンディエゴです。
やっと!!!
カリフォルニア州へ突入!!!
やっと西海岸へ到達したわ。
アリゾナ州を走りながらハニバニに、「なんか砂漠が見れると思ってワクワクしていたのに、そういうのが無くてがっかりしたよ。」と、
星が一つ★ぐらいの低レビューを言ったら、「何言ってんの。砂漠はこれからでしょう?」と言われ、ホンマかいねと思っていたら、
現れた。
東海岸にはこんな風景、無い。
砂漠の中にも運河が流れていて、これがなんかゾワっとした。
どうも西の方の州には、ケイエスをぞわぞわさせる物がたくさんあるようだ。
本日向かったのは、ハニバニがどうしても私に見せたいと常々思っていたという、Solton Sea, CA(ソルトン湖)。
リゾート地かなと、なんとなくワクワクする。
とりあえずハイウェイを下りて、一般道を走る。
向かう途中、さっきまで囲まれていた砂漠が消え、また農場が広がる。
たくさんの牛がいる農場も出現してくる。
ソルトン湖、どんなところなんだろう。
着いたその場所は、私の度肝を抜いた。
素敵な風景!!!!!というビジュアルよりも前に衝撃的だったのが、
何なのこの臭いは!?
運転中は窓をしめていたため、全く気が付かなかったが、
車から降りてすぐに、顔にパンチ食らったような気がした。
それぐらい、臭う。
海岸沿いの、海の香りとかじゃない
明らかに水が滞っている、何かが腐敗しているような臭い。
それもそのはず。
この湖、Solton Seaと名前があるように、水が海水で出来ていて、
その水はどこにも流れていかない。
なんでも、かなり昔はこの一帯が干ばつでカラカラに干上がっていたこともあるらしいが、
その後に近くの川が大洪水を起こして、それからも干ばつ&洪水を繰り返しながら湖に落ち着いて、
ほぼ人工的に作られた湖なんだそうだ。
カリフォルニアの、大失敗に終わった大計画の一つだったとガイドさんも言っていた。
一度はリゾート地を目的にしていたから人工的に手を加えられたりしたんだが、
リゾート地として栄えるにはかなり無理があったんじゃないか。
なんせあの臭いだ。
どこにも流れて行かない海水は、年々塩分度を増していってるとガイドに書かれてあった。
驚くべきことがもう一つ。
砂漠の中の、インペリアルバレーっていう谷に出来ているこの湖は、なんと海面下にあって(ほらよく「海抜何メートルの...」とか言うじゃん)
太平洋よりも水面が70メートルぐらい低いんだって。
もー、高校で習った地理の授業が一気に脳みそに流れ込んだわ。
しかもこの湖、なんとあのサンアンドレアス断層の上に直接乗っかっているらしい。
とってもリゾート地っぽくて全くリゾートじゃないとか、巨大な湖なのに実はほぼ人口湖だとか、海面よりも低いとか、見かけとは全く異なるその異臭とか、
しかもここが位置してる場所がサンアンドレアス断層の真上だとか(リアルタイムで地震来たら怖い)、
ケイエスすでに怖いくせにワクワクして背筋がぞわぞわぞわ
なんちゅー場所や、ここ。
あまりの気味悪さで、ここに来たこと一生忘れないと思う。
癖のある物は美しいというが、ご覧くださいこの美しい湖を。
リゾート地じゃないから、建物も周りになく、街頭もないので
夕方とかもの凄くキレイな夕日が見えたりするんじゃないかと想像してうっとりしたが、またすぐに
さっきのケイエスすでに怖いくせにワクワクして背筋がぞわぞわぞわを思い出す。
青くて美しい湖の風景に、後ろ髪を引かれる思いで2人は湖を後にした。
私を連れて来たかったハニバニに感謝する。
それにしても凄かったなあの湖。
ハイウェイへ戻る一般道ではやしのきがたくさん生ってた。
カリフォルニアっぽいね、こういうのは。
風が強くて、至る所で砂嵐になってた。
遠くからだから「わー」って言いながら写真を撮るぐらいだけど、
実際にそこにいたらコンタクトレンズ使用者のケイエスにとっては地獄そのもの。
それでも本当に良いお天気で。
雲で明暗の差がくっきり。
オレンジ農園もあった。
今度は山道を抜けないといけないらしい。
風景もガラッと変わってくる。
なんか山の急斜面がちょっと怖いんだが(ここでもまたケイエスは背筋をぞわぞわさせていた)。
こんなん、いっそ、さっきのサンアンドレアス断層が近いとか知らんかった方が良かったわ。
真っすぐ伸びるこの道もそのうちうねってきて、目の前のあの山を越えなければいけないのかー。
この山々を見ていてね、咄嗟に山という漢字を思い浮かべたの。
古代の人って、山っていう文字を、こういう風景から考え出したんだろうなーっていうことをしみじみ考えたわ。
山の上の天候は変わりやすいっていうけど、よく見たら雲がたくさん山の上にある。大丈夫かな。
空が青くてキレイで、パノラマルーフを全開にしてもらい、車内から空を眺める。
少しして、やっぱり天候が悪くなった!
さっきまであんなに青かったのに。
でも雲の上にはやっぱり青い空が健在することが分かる写真。空が破れてる。
そして下の方に下りてきたら、雲もさーっと引いて行って、何もなかったみたいにまた青く晴れてくれた。
アイダホ州から来てる車。観光かな?バックシートのワンコも気持ち良さそう。
私たちも車の中から『ワン!』とか言ってみる。
あ。気が付いた。
次回はいよいよサンディエゴです。