私はアメリカに戻る前に羽田に一泊する予定にしていました。
その前の日は、一週間前の母のめまいのこともあり
ちょっとドキドキしていましたが、
母は退院してからとても元気で大丈夫そうでした。
広島出発の日は妹もやって来てくれて、みんなで空港へ行きました。
みんなで車に乗ると、私たちが子供だった頃に
みんなで出かけていたことがフラッシュバックで思い出され、懐かしさでくらくらしました。
空港で遅めのランチをした後、出発の時間がやってきました。
私はいつもの通りドライに立ち去りたかったので
「じゃね。また来るね」と言って
すごいスピードで妹、母そして父にハグをし、
笑いながら保安検査場へ向かいました。
恐る恐る振り返ったら、3人ともが笑顔で手をブンブン振っていました。
やばい。私の方が泣きそう。
私も大きな笑顔を返し、おどけて投げキッスをして手を振りました。
(なんか怪しい人だと思われただろう)
ゲートに向かうギリギリのところで振り返ったら、3人はもういませんでした。
大きなため息が出ました。
そっか、私もう帰るんだね
暫くして妹からラインが届き、そこには
母はもう寂しいねって言ってるけど、父はさっき食べたランチがめっちゃ美味しかったねって言ってる
と書かれてあって、あの二人らしいなって思って笑いました。
機内の中では腑抜けのようにしていましたが、羽田に到着すると激込みしていました。
到着ラッシュ時だったようです。
到着ゲートからその日泊まる第3ターミナルのホテルへ到着するのに1時間もかかりました。
もうセンチメンタルな気分は通り越して、いきなり現実へ引き戻された感じがしました。
ホテルにチェックインして、とりあえずその日の夕食をどうするかなーって思いながら空港内を歩く。
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到着ロビーは激込みだったのに、出発ロビーは閑散としていました。
その夜は、久しぶりにたった一人で食べる夕食。
レストランもとても混んでいたし、食べ物を味わうというより胃袋に何か入れなきゃと思い、
ハニバニが大好きなモスバーガーのテイクアウトをして、ホテルの部屋に戻って食べました。
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テレビを付けて、ちょっと賑やかにして食べました。
次の日、ワシントンに戻る機内では『アンチヒーロー』という連続ドラマを真剣に観ていたら
あっという間に帰ってきてしまいました。
忙しくない時間帯だったからなのか
入国審査場もあっさり通過して、迎えに来てくれていたハニバニを簡単に見つけることができました。
彼を見た瞬間、さあまたここから今までの生活に戻るんだっていう実感が湧きました。
家へ向かうハイウェイ
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日本の道路と違って広いなーって思いました。
私の今年の日本旅行記は、これにて一件落着。
いろいろあった今回の日本旅行記、お付き合いいただいて本当にありがとうございました:)
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