バージニア労働者

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矯正治療費で、ずっこけた

2008年03月17日 | 歯列矯正
こないだは、前編・後編で、矯正を始めた理由を挙げた。

今回は、費用のことも忘れないうちに挙げておく。


誰もがご存知の通り、日本で歯列矯正をするとべらぼうに高い。
ちょっとした新車が買えそうな金額だ。

私がまだ日本にいたころは、今ほど矯正の必要性に乏しかったのに加えて、
今ほどの経済力もなかった。

日本は歯列矯正に保険が適用されないから、当然高いのだ。

アメリカは、歯並びが悪いのは、健康に害をもたらすと考えられているので、
保険を使うことができる。

しかし、こんなアメリカでもやはり、歯列矯正にかかる費用は『高額だ』と思われているのだ。

それでも歯列矯正は、親の義務とされてるところがあるので、世の親たちは
ローンを組んだり、クレジットカードで借金を作りながらでも、
子供に矯正をさせる。

それぐらい、アメリカの歯に対する思い入れは強い。


さて、私が何かに取り憑かれたような足で訪れたその矯正歯科で、
いよいよ費用が知らされる時がきた。

「さあ、どこからでもかかってらっしゃい!」

すごい強気だ。(←ヤケクソとも言う。)

ケリーという助手が費用を出してくれたのだが、
「費用を患者に知らせる」ということは、あんまり楽しい瞬間ではないらしい。
ましてや、ショックを受ける親ばかりだと言う。

「...装置だけで4980ドルになります...。でも保険でもっと安くなるわよ。」

私は一瞬、「え?」という顔をしたのだろう。
ケリーも「そうなのよ、ゴメンナサイね。」という顔を返した。

私は、日本ほどじゃないにしろ、安い車を買う金額を聞く覚悟をしていただけに、
ずっこけた。

「...ほんとにそれだけ?」

ケリーは私が言った言葉にキョトンとしていた。

「日本ではね、保険がきかないの。10,000ドルぐらいするかも。」

と教えてあげたら、

「保険がきかないなんて、それはひどすぎるわ!」とビックリしていた。



以下が今のところかかった費用だ。

******************************************

ブレーシス          $4980.00
クリアブラケット       $250.00
抜歯              $950.00
ブレーシス保険免除額   $1500.00-
抜歯保険免除額       $760.00-

合計        $3920.00

******************************************

一括で支払ったので、さらに7%のディスカウントまでくれた。

驚くべきことに、矯正グッズもたくさんくれた。

携帯用歯ブラシと歯磨き粉
歯間(歯と装置の間の)ブラシ2本
ブラケット用のブラシ
ブレーシス用デンタルフロス
リップクリーム2本
口内炎を防ぐマウスウォッシュ
口内炎になったときのためのマウスウォッシュ

なんとこれに、ソニケアの電動歯ブラシまでつけてくれたのだ。

これ、すごい。まるで歯医者でクリーニングを受けるような仕上がり。

これ、実際に買うと、60ドルぐらいする。
一括で支払う人ってそんなにいないから、贔屓にされたのか...。

職場で言ったら、誰も「そんな贈呈品なかった!」と言い、
ブーイングが起きてしまった。


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