バージニア労働者

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スクールバスから学んだこと

2008年03月05日 | アメリカ生活
昨日の朝、してはいけないことをしました。



って、書き出しからなんだか太宰治みたいだけれど、してはいけないことをしたことは確かだ。

私は朝6:45に出勤し、3:30に家路に急ぐ。

この時間帯、スクールバスが子供たちをピックアップ、ドロップオフ(送り迎えだね)する時間帯のピークなのだ。

アメリカにはこのスクールバスに関して、厳しい掟がある。

バスが止まって、子供たちの乗り降りの際には、やたらまぶしい、目に付くライトを点滅させて、バスの左側には『STOP』というサインが自動に出てくる。


(左側に出てる「STOP」サインが見えるだろうか)

その際、後ろを走ってる車や、対向車線を走ってる車でさえ、完全に止まらなければいけない。

どんなに急いでいても、だ。

これを住宅街のブロックごとにやっている。


(子供が出てくるぞ)


この間は、どんなに急いでいても、我慢、我慢、我慢...。

家に帰るときのはまだいいとして、これに朝出くわすと、
しまった。こんなことなら早起きして早く出かけるのだった。と後悔することになる。

とにかくすごい時間のロスなのだ。

で、ただでさえ短気で、時間を無駄にすることが大嫌いな私は、昨日の朝、そのライト点滅、STOPサインが出てて、子供が乗り込んでいるときに、








アクセル踏んでね、そのバスをね、追い越してしまったわけだよ。

そしたら、そのバスの運転手、両親の敵でもとるかのごとく、クラクションをこれでもか!これでもか!

くらえ!!!!!

みたいに鳴らしてきたので、もう私、すっ飛んで逃げました。



その日一日中、罪悪感で気分が悪かったな。やっぱりね、良心が痛んだ。

で、家に帰ってから、ハニバニに言ったら、案の定、怒られてしまった。

「そんなことして、人の子でも轢いたらどうするつもりだったん?!バカ(怒)!!」

...はい。反省してます。本当です。もうしません。



で、本気で反省した出来事は今朝起こった。

やはり、朝、私みたいなバカが短気を起して、待てなかった。
それは高校の男子生徒が運転する車だった。

最悪にも、彼は、バスへと急いで走ってきた子供を撥ねてしまった。

(ニュースでやってた)





...。

カミサマゴメンナサイ。

してはいけないことって、ちゃんと理由があるから禁止されてるわけで。

私も一歩間違っていたら、大変なことを起していたかもしれない。

あれから本当に決まりは守ってます。

(でもスクールバスの後ろを走るの嫌だ)

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