バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

うちの彼女たちに望むこと

2008年02月07日 | 猫の話
昨夜、ミディのことが少し心配になって、なかなか寝付けなかった。

ミディとはこの方↓



夕べはなんだか食欲がなかったみたいで、いつもならがっつくはずの猫缶も、ひと舐めしたら、はい、終わり...という感じだったのだ。

彼女は11歳。いまどきの家猫の寿命からして、そんなに「長老」というわけではないのだが、先代の猫(ペプシ)が11歳2ヶ月で向こう側の世界に行ってしまったので、私とハニバニ(夫)は彼女の健康状態には、とても神経質だ。

さて、去年のいつだったか、雑誌かなんかでこんな質問を見つけた。

『猫を飼ってる人。猫に望むことで叶えられたらいいなというものは何?』

質問の答えとしては、「家具を引っかかないでほしい」とか、「しゃべって欲しい」「笑ってほしい」などなど、いろんな要望があった。

ハニバニに同じ質問をしてみる。

「ゴミを出しに行って欲しい。あ、夏はあれだ、芝刈りをして欲しい」

...。

それは猫ではなくて私に対してのお願いか?と一瞬思う。

私が彼女たちに望むことはこれだ。

しゃべらなくてもいい。笑わなくてもいい。ゴミを出せだの、芝を刈れだの、多くは望まないし、家具を(少しなら)引っかきたいならそれも許そう。

ただ、ひとつだけ。
体のどこかが悪いときだけ、メッセージを送って欲しい。

歯医者などでは「痛いときには手をあげてください」というそうだ。
これと同じように、私が彼女たちの痛みが分かるように何か知らせてくれたらな、と切実に思う。

そして、今朝。

ミディが今日食べなかったら病院に連れて行こうと思っていた。

もそもそベッドから起き上がると、ハニバニがこう言った。

「ミディね、夜中に小腹がすいたのか、餌を催促しにきたからドライフードをあげたら3日間ぐらい食べてない人みたいに食ってたよ。」

やっとお腹がすいたか...。

案の定、猫缶をぱかっと開けると『かる缶』のCMみたいに猫まっしぐらで飛んできた。

こういう姿を見ると、心のそこからほっとする。
誰に対して言うわけではないのだが、ただただ、「ありがとう」と思ってしまうのだ。

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