バージニア労働者

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哀しきファッションショー

2008年02月06日 | アメリカ生活
だいたいの人の朝がそうなように、私の朝はとても忙しい。

私はもともとあまり計画を立てて行動する人間ではない。ハニバニ(夫)はそうだ。寝る前には、ちゃんと次の日に来ていく洋服を、ベルト、靴にいたるまでちゃんとコーディネートしている。

私は毎朝、化粧とヘアスタイルを整えて、もうすぐ出発!というときになって、
「さて、今日は何を着よう?」
と、クローゼットの中で考えるのが常だ。忙しい朝でもここではひとたび時間が止まる。

それが今朝は、考えるどころか頭を抱えてしまった

話は去年の10月ぐらいにさかのぼる。

ちょうど矯正を始める前ぐらいだった。前からなんとなく分かってはいたけど、認めたく事実、少しふっくらとしていた(自分のことだからデブって書くのはよそう)。すでに穿いても横向きに皺が入るぐらい、ジーンズやズボンがきつくなっていたのである。

無理して穿けなくはないが、道を歩いていて、「あ、あの女の子みて。ズボンぴちぴち。サイズ合ったの穿けばいいのにね。」と、言うような男(ハニバニ)と生活しているものだから、「やっぱりかっこ悪いよな。」と思わず自意識が過剰になってしまっていた。

だからまとめて、少々きつくなったものは寄付団体に寄付し、今回新たにサイズアップしたものを購入したのである。

もちろんお金がかかっている。でもこの先ずっと穿けるものだからと、思い切って「えいや!」と投資したのだ。

で、今朝、たくさん買った中のドレスパンツを履いてみてぎょっとした。

「それも穿けなくなったぐらい太っちゃったのか」と思った人がいたらビンタひとつ食らわしたい。

実はすっかりブカブカになっていたのだ。いつの間に細くなっちゃったのよう!?



見た目には分からないかも知れないが、腰まわりにこれぐらい隙間があると、ずいぶんちがう。ベルトもその用途を果たさないし、とにかくカッコ悪い。

他のペアも穿いてみた。やっぱりダメ。

時間は刻一刻と迫っている。結局哀しきファッションショーは取りやめて、チノパンで出かけた。遅刻寸前だった。

思えば矯正を始めてから無駄食いが目に見えて無くなっていたので、やせた原因はここにある。普通なら痩せたことを大げさに喜ぶところだが、なんせ投資をした分際だ。とっても複雑な気持ち、というか、う~ん、...どうしよう。

明日会社の帰りに車とばしてモールに行って、もとのサイズに戻すべく、また別の投資をするか...。

こういう意味でも歯列矯正ってお金がかかるのだ。



話は変わって、イングリッシュキューカンバー、見たことない人に...。

(日本のキュウリの何倍あるのか...。)
怖くて近づけないフリスキー。でも好奇心は隠せない。

普通に売られてるキュウリが1ドル以下のときに、このイングリッシュキューカンバーは3ドルぐらいするよ。種無しで、美味しくて、なんといってもビニールでコーティングされてるところが高級感をかもし出している。

うちで唯一、「贅沢な食材」と呼ばれる物(爆笑)。






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