季節の花

季節の花などを掲載しています。写真はクリックして拡大して見てください。
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ハンカチーフノキ・ダビディア

2008-05-05 17:32:47 | 趣味・季節の花
つくば植物園で満開でした。「ハンカチーフノキ」として紹介されていますが、通常は「ハンカチノキ」ですね。珍しい花ですから、説明板に記されていたものを紹介します。この花は中国西部高山地域が原産で、1科1属1種の非常に珍しい植物だそうです。この樹の白い花が風に揺れるさまがハンカチーフを振るように見えることから名付けられたものです。この植物を初めて発見した人は、フランス人のダビット神父で、この方は、あの有名な「ジャイアントパンダ」を四川省の高地で最初に発見した人でもあるそうです。学名は「Davidia involucrata」、ダヴィディア科の落葉高木です。花びらに見える白いものは実は苞で、実際の花は中央に見える丸くて黒っぽい部分です。細部は次のHPにも掲載されていますので、ご覧ください。(http://www.mito-botanical-park.com/hankachi.html)写真は5月4日に撮影しました。
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ハマナシ(浜梨)=ハマナス(浜茄子)

2008-05-05 17:06:34 | 趣味・季節の花
「ハマナス」として知られていますが、つくば植物園では、「ハマナシ」として表示されていました。説明によれば、「浜梨」は、この樹になる実を果樹の「梨」に見立ててつけられた名前で、東北訛りで「ハマナス」になったとする説と、もともとこの樹の実が秋に朱色に色づくことから、その実がトマトに似ていることから「浜茄子」と命名されたとする二つの説が記されていました。♪~「知床旅情」~♪で歌った「ハマナス」派が多いのでしょうか?こんなことを考えながら花びらが柔らかくて紅色が美しい花を観賞するのもたまには良いものです。写真は4月29日に咲き始めた花を撮影しました。
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ニオイロウバイ ’アテネ’(匂い蝋梅 「アテネ」)

2008-05-05 16:53:58 | 趣味・季節の花
つくば植物園で珍しい花を見ました。黒褐色をしたとても珍しい色の花です。説明によれば、栽培品種で、学名は「Calycanthus floridus 'Athens'」、ロウバイ科、クロバナ属の落葉低木です。別名は「クロバナロウバイ」とも言われるようです。写真でお分かりのように、萼も花弁も同じ色で区別がつかない花ですね。緑の葉とワインレッドと言うか黒褐色というか独特の花の色とほのかに香る匂いが印象的な花です。写真は4月29日に撮影しました。
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ニオイイリス

2008-05-05 14:09:20 | 趣味・季節の花
つくば植物園の花壇で咲いていました。草丈が低くて30cm程度ですが、花は立派に大きく咲いています。香りが強いかと匂いを嗅いでみましたが、ほのかな香りで、名前から想像するほどのものではありませんでした。説明板によれば、原産地は不明でしたが、学名は「Iris florentina」で、アヤメ科、アヤメ属の多年草で、根茎は香料、ポプリとして使われると記されていました。図鑑によれば、地中海沿岸が原産で、Iris(イリス)は、ギリシア神話の「虹の女神」から来たものだそうです。健胃効果などの薬効もあるとか。写真は4月29日に撮影しました。
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ツルラン

2008-05-05 13:54:08 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯山地雨林温室で展示されていました。葉は海老根のようですが、大きくて長いですね。そこから花茎が50cmくらい伸びてその先端に写真のような美しい花が咲いています。説明板によれば、九州南部以南、熱帯アジア、太平洋諸島に分布し、学名は「Calanthe triplicata」、ラン科エビネ属の多年草です。沖縄辺りでは、普通に見かけることができるそうです。長くて大きい葉を翼に、長く延びた花茎を首に見立てると鶴に見えます。また、写真を拡大していただくとわかりますが、花もとても美しく、鶴が群れて舞っているようにも見えます。写真は4月29日に撮影しました。
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チョウセンヤマツツジ(朝鮮山躑躅)

2008-05-05 13:43:21 | 趣味・季節の花
つくば植物園の入り口付近で咲いています。5弁の薄紫の花びらがとても美しい花です。花びらの上側3枚に紅色の斑点があり、芽を出したばかりの緑の葉との対比がいいですね。説明板によれば、絶滅危惧種に指定されており、対馬から朝鮮半島にかけて分布し、学名は「Rhododendron poukhanense」、ツツジ科の落葉低木です。美しい貴重な花ですから、大切に保存したいものです。写真は4月29日に撮影しました。
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タチバナアデグの実

2008-05-05 10:26:26 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯資源温室の中で実っていました。花は白い小さな花で、2月28日に掲載していますので、ご覧ください。中央アメリカ・南アメリカが原産で、別名を「ブラジル・チェリー」とも呼ばれるようです。写真のように艶があり、小さなカボチャのような形をした実ですね。説明板によれば、学名は「Eugenia uniflora」で、フトモモ科、フトモモ属の常緑低木です。果実は食用になり、果樹として栽培されている植物のようです。どのような味がするのでしょうか?写真は4月29日に撮影しました。
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シロバナモチツツジ(白花餅躑躅)

2008-05-05 10:07:37 | 趣味・季節の花
つくば植物園の入り口付近で咲き始めていました。純白で厚みのある花がとても清楚で美しいですね。説明板によれば、学名は「Rhododendron macrosepalum f. jeucanthum」で、ツツジ科の落葉低木です。花が咲くころに萼や葉に繊毛が出て粘性を持つ液を出して、花を虫に食べられないようにしているとか。秋には美しく紅葉する葉も楽しめるようです。写真は4月29日に撮影しましたが、5月の連休に入って満開です。
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サツキ ’キンクジャク’

2008-05-05 09:48:43 | 趣味・季節の花
初めて見た花で驚きました。確かに鮮やかな朱色の花びらが細くて枚数が多く、孔雀の鶏冠か尾のように見えないでもないですね。つくば植物園の駐車場の近くで咲いていました。説明板によれば、学名は「Rhododendron indicum 'kin-kujaku'」で、ツツジ科落葉低木です。図鑑によれば、モチツツジの園芸種だとか。写真は4月29日に撮影しました。
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クルメツツジ(久留米躑躅)

2008-05-05 09:35:42 | 趣味・季節の花
クルメツツジの白花です。とても清楚で美しいですね。つくば植物園では各種ツツジやサツキを観察できます。クルメツツジはツツジの中でも比較的小型の花で、樹高も低いですから、庭や盆栽などで楽しまれているようです。花の色は多彩で、白色のほか、淡桃色、赤色、紅赤色、赤紫色などがありますね。説明板によれば、学名は「Rhododendron cv.」で、ツツジ科ツツジ属の常緑低木です。写真は4月29日に撮影しました。
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クリンソウ(九輪草)

2008-05-05 09:25:26 | 趣味・季節の花
つくば植物園の小川のほとりで咲いています。花の色は赤いものが多いですが、中には白系の花もありました。肥沃な場所だからでしょうか、花茎は30-40cmもあり、葉も大きく育っていました。花は伸びた花茎の先端のほうに全方向に向けて咲いています。説明板によれば、学名は「Primula japonica」で、サクラソウ科の多年草です。学名でもわかるとおり、原産国は日本で、山間の小川のほとりなどで咲くようです。埼玉県浦和市の自生地で育つものは、天然記念物に指定されているとか。大切に保護したいものです。写真は4月29日に撮影しました。
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