前掲のゲラニウムの隣に植栽されていました。写真のように5弁で横に平開するタイプで、とてもすっきりした花です。説明板によれば、イギリス原産、学名は「Geraniumu sanguineum var. striatum」で、フウロソウ科と記されていました。この花もその可憐な美しさから観賞用とされるようです。図鑑によると、もともとはコーカサス地方・北部トルコ地域に自生する原種系のゲラニウムだそうで、とても貴重な花ですね。イギリスで園芸品種が作り出されて観賞用に多くの品種が作り出されているとか。写真は5月4日に撮影しました。草丈は前掲のゲラニウムとほぼ同様でした。
美しく珍しい花がつくば植物園の庭で咲いていました。花の直径は約3cmほどで、写真のように5弁の白い花が反り返って雄しべと雌しべが美しく飛び出して見えます。地下茎をのばして繁殖するらしく、草丈は低く一つの塊になっているようにみえました。説明板によれば、栽培品種で、鑑賞用で、葉に芳香があり、学名は「Geranium × cantabrigiense 'Biokovo'」、フウロソウ科の多年草です。ゲンノショウコに似た葉を触って匂いを嗅いでみると、柑橘系の香りがしました。写真は5月4日に撮影しました。
つくば植物園でクレマチス展が行われており、撮影しました。クレマチスにも多くの品種があり、花の色も白、紫、ピンクなど様々なものがありました。また、一重咲きや八重咲きなどその品種の多いのに驚きましたが、やはり紫色の一重の花が美しいですね。説明板には、クレマチス小沢2号と記され、学名は「Clematis 'Ozawa-no-nigoo'」とありました。写真は5月4日に撮影しました。