つくば植物園の観察路脇に群生した咲いています。ツルニチニチソウより花が小さくて、直径2.5cm程度ですが、5弁の薄紫色の花がスクリューのような形状をしてくっきりしていて見事です。蔓性の植物で横に伸びて増えます。説明板によれば、ヨーロッパ中部原産で、学名は「Vinca minor」、キョウチクトウ科、ビンカ属の常緑蔓性低木です。日日草などとともに庭のグランドカバーなどとして使われているのを見かけます。図鑑によれば、ヒメツルニチニチソウは、薬用にもなるとか。写真は4月29日に撮影しました。
つくば植物園のハマナスの隣で咲いていました。草丈は15cmくらいで群生しています。葉はユリのようですが互生してやや丸みを帯びています。花は写真のようにホウチャクソウに似ていますね。直径が5mm程度の長細い円筒のような花です。初めて見た花で感激しました。説明板によれば、学名は「Polygonatum humile var. humile」で、ユリ科の多年草です。アマドコロやナルコユリなどと同属(ポリゴナツム属)です。写真は4月29日に撮影しました。
北アルプスで、連休に剣岳に登山した家族から頂きました。雪解けの岩場が湿って、みずみずしい花が咲いています。下山途中に撮影したもののようですが、滅多に見ることができない北アルプスに自生する花です。3000m級の剣岳登山で疲れた体をこの花が一瞬でも忘れさせてくれて、元気をもらえたことでしょう。5月初旬に撮影されたものです。