つくば植物園の入り口付近の花壇でひっそり咲いていました。薄緑色をした花で、じっくり観察しないとつい見逃してしまいます。草丈は約30cmくらいで、花は釣り鐘を伏せたような形をしています。中国が原産ですが、鱗茎に薬効があり、鎮咳、去痰、排膿、催乳などに使われることから、何時の世かわが国に輸入されて、薬用植物として栽培されたようです。説明板には「Fritillaria verticillata var.thunbergrii」、ユリ科と記されていました。ちょうど先日TVで出雲地方(川本町)には小型の「イズモコバイモ」が自生しており、絶滅が危惧されていると報道していました。大切に保存したいものです。写真は3月21日に撮影しました。
ウルグアイ~ブラジル南部地域に分布しているユリ科のくっきりしてとても美しい花です。つくば植物園の熱帯山地雨林温室で開花していました。説明板によれば「Ipheion sellowianum」、ユリ科と記されていました。写真は3月21日に撮影しました。