つくば植物園の落葉樹林の中で見かけました。黄色い小さな(直径5-7mm程度)独特の形をした花です。実は、黄色く花弁のように見えるものは萼です。枝は横に這うように伸びて、茎には棘がありません。説明によれば、本州~九州及び朝鮮半島、中国の林縁など明るい場所に分布し、「Ribes fasciculatum」、ユキノシタ科の落葉低木です。写真は3月21日に撮影しました。
今年もつくば植物園の観察路脇で鮮やかな花を咲かせています。地中海沿岸が原産で、市販されている園芸品種のアネモネの原種のようで、草丈は15㎝くらいしかありませんが、とても存在感のある花です。説明板によれば、「Anemone coronaria 'St.Brigid'」キンポウゲ科と記されていました。写真は3月21日に撮影しました。
東北以西の各地の里山など照葉樹林帯に自生している常緑樹ですから、おなじみの椿です。つくば植物園のつくばシリーズの最後にこれを掲載しました。この椿の種子からツバキ油を採取することでも知られています。花びらは口をすぼめたような咲き方で特徴があります。前掲の’Sylva’ととてもよく似ていますが、Sylvaの方は園芸品種でより美しく改良されているようです。説明板によれば、学名は「Camellia japonica」です。写真は3月29日に撮影しました。
つくば植物園で咲いています。園芸品種ですが、遠慮がちに紅色の花を咲かせているように見えてとても美しい花です。艶のある緑の葉と良く似合います。説明板によれば、「Camellia japonica 'Sylva'」、ツバキ科の常緑低木です。写真は3月21日に撮影しました。