つくば植物園の熱帯資源温室で見かけました。とても珍しいエアープランツの一種と言われる植物の花です。写真でお分かりでしょうか?銀色の葉・茎の先にちょこんと薄緑色の3枚の花びらが見えます。何と花の大きさは2mmくらいですから、拡大接写してもこれ以上大きく撮れませんでした。見学者でもこの花を見つけることが出来ずに通り過ぎる人がほとんどです。説明板によれば、この植物は観賞用の他、梱包材(壊れものを保護する際に使う詰め物)として使われるそうです。北アメリカ南部から南アメリカにかけての地域原産で「Tillandsia usneoides」、パイナップル科と記されていました。写真は3月21日に撮影しました。
つくば植物園の中で咲いていました。八重の濃い紅色の花が枝の先の方にぼんぼりのように咲いている独特の花です。樹全景を見ると黒褐色の枝と、ぼんぼりのようなこの濃い紅色の花の対比がとても美しく見えます。果樹用の桃や桜の花とは少し異なった風景に見入ってしまいました。説明によれば、「モモ’カラモモ’寿星桃(ジュセイトウ)Prunus persica 'Densa Makino'」、バラ科と記されていました。
カバノキ科の落葉高木の花です。大人の小指ほどの大きさの花序をした集合花が葉がでる前の枝についていました。形状は芋虫のようであまり美しいとは言えませんが、珍しいので、掲載しました。説明板によれば、「Alnus sieboldiana」と記されていました。写真は3月21日に撮影しました。