薄緑色の花弁で輪郭は細かなひだで覆われているように見えます。落ち着きがあって観る人を説得しているかのような威厳を感じます。
鮮やかな黄金色の花弁と突き出した唇弁の赤紫がとてもトロピカルな印象を与えてくれます。一気に熱帯のジャングルの中に迷い込んだような気がします。初めて見たカトレアで、説明には「Rlc.Chun yeah 'Ylesen'」と記されていました。
花がとてもくっきりして形が良いカトレアでした。このような花に囲まれて「将来の甘い夢を見る」若さを持ちたいと思います。
世界らん展２０１４のカトレアの仲間で、交配種コーナーにあったとても上品に見える花でした。展示が上段の棚にあったので香りは体験できませんでしたが、名前からするとバニラのような香りがするのでしょうか。
