中国原産のモクセイ科の半落葉性つる性低木の「オウバイ」です。ジャスミンの仲間で春先に美しい黄色の梅のような花を咲かせますが、香りはほとんどありません。春一番に咲きますので、「迎春花」と呼ばれます。写真はつくば実験植物園で開花したばかりの3月4日に撮影しました。
つくば実験植物園の日本庭園周辺に数種類のウメが植栽されていますが、中でも美しいのがこの「鶯宿枝垂」でしょう。写真は3月4日撮影したもので、、開花が始まったころです。満開の頃は素晴らしい迫力があります。
つくば実験植物園の多目的温室でとても珍しい花が咲いていました。絶滅危惧IA類（CR)に指定して保護されているイシガキスミレです。石垣島の固有変種で、ヤエヤマスミレに似ているが、葉が三角状、基部に切形がある点が異なると説明されていました。花弁はヤクシマスミレに似ているそうです。個体数が極めて少なくなっている貴重な植物です。
今年は厳しい寒さが続いていますが、つくば実験植物園の中でアキタブキのフキノトウを見つけました。アキタブキは初夏の頃草丈が1mほどになる大きな蕗です。写真は3月4日に撮影しました。
花の色がとても印象的だったミニカトレアの仲間です。花は草丈に比較すると大きい方だと思います。
