つくば実験植物園の海岸植物展示区画で、「岩百合(イワユリ)」が開花していました。鮮やかな色の花ですが、草丈が低く海岸付近の岩の周辺で生育していると記されています。スカシユリの海岸型で、日本海沿岸に生育している者を呼ぶようです。太平洋側で生育するものは、「イワトユリ」とも呼ばれていると記されている図鑑もあります。写真は7月14日に撮影しました。
孔雀サボテンに続いて、「月下美人」も開花しました。直径20cmを超える大輪の花ですが、夜のはじめに咲いて10時頃満開になり朝方にはしぼんでいるはかない命の花でもあります。自然界では、コウモリが媒介して繁殖すると言われ、満開の頃甘い香りが漂います。写真は7月13日に撮影しました。