季節の花

季節の花などを掲載しています。写真はクリックして拡大して見てください。
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ミズアオイ(水葵)

2007-10-04 17:59:07 | 趣味・季節の花
水田や沼地に生育しています。ブルーの花がとても綺麗で、最近自宅の庭の水槽で栽培する人も多いようです。牛久自然観察の森の水槽で咲いていました。最近水田などでも見かけなくなって、野生種の絶滅が危惧されている植物だと記述されていました。ホテイアオイとも似ていますが、葉柄がやや長くて膨らんでおり、花茎も丈が長いような感じがします。北海道から九州にかけての日本と、朝鮮半島、中国などに分布し、学名は「Monochoria korsakowii」で、ミズアオイ科、ミズアオイ属の一年草です。最近河川周辺の基盤整備の充実などで沼地などが減っていることや、葦原の下草刈が行われないため、日当たりが悪くて生育条件が合わないことなどが激減の要因のようです。霞ヶ浦周辺では、ハス田でも見かけます。写真は10月4日に撮影しました。
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ムラサキカタバミ(紫片喰)

2007-10-04 14:47:53 | 趣味・季節の花
春に花が咲いた後、暑い夏は一休みして花が咲きませんでしたが、涼しくなってまた庭で咲いています。葉はクローバーより大きいですが似ています。中・南米地域原産で、学名「Oxalis corymbosa」、カタバミ科、カタバミ属の多年草(帰化植物)です。園芸店では、学名の一部をとって「オキザリス」という名前で、紫色の他にピンクや赤色をした花をつける球根性の園芸種が販売されています。写真の花も園芸店で数年前に購入したものです。庭に地植えにしていますので、寒い時期は葉や茎は枯れていますが、春になると芽が出て花が咲きます。また暑い夏を過ぎると再び葉が整って花が咲いてきますね。写真は10月4日に撮影しました。
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クジャクソウ(孔雀草)

2007-10-03 17:05:40 | 趣味・季節の花
9月中旬頃から、あちこちの花壇で小さな菊の花をちりばめたように咲いています。草丈は1mほどで、枝が多くそこに無数の花が咲きますので、あたかも孔雀が羽を広げたような感じになることから和名の「孔雀草」となったようです。花は9月中旬頃から10月頃まで楽しめて、寒さにも強いので庭植えの園芸種として重宝されているようです。北米が原産で、道端に咲いているシオンや、9月5日頃に掲載したユウゼンギクと同じ仲間のようです。キク科、アスター(シオン)属の多年草(宿根)です。秋に道端で咲いている白いヒメジオンなどよりは花が大きく、一株から枝が多く出てまとまって咲いているのが特徴ですね。花の直径は2cmほどですから、可愛いものです。写真の白色のものを園芸店では「シロクジャク」としているところもあり、最近増えた紫やピンクの花を合わせて「クジャクアスター」として販売しているところもあります。秋の庭に純白のシロクジャク・・何とも言えない風情があります。写真は9月下旬に近所の花壇で咲いていたものを撮影しました。
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マユミ(真弓)の実

2007-10-01 22:46:25 | 趣味・季節の花
秋になると綺麗に紅葉する木で知られています。実も写真のように秋になるとだんだん赤みを帯びて綺麗に色づきます。花は春に白い小さな花が房状になった花穂を見ることが出来ます。花はそんなに目立たないのですが、秋の紅葉と弾けた後の実も赤くて綺麗ですので、公園等で植栽されています。日本各地の谷沿いの水が確保できる地域で生育しています。学名は「Euonymus sieboldianus」で、ニシキギ科、ニシキギ属の落葉小高木です。和名の「真弓」はこの木が軽い割に粘りがあって弓に使われた事に由来するようです。10月に入って一雨ごとに気温が下がると赤茶色から紅色に色づく紅葉が見ごろになります。写真は10月23日に牛久自然観察の森で撮影しました。まだ赤い果皮を被っている状態で、もう少しすると、中から赤い実が見えるようになります。
コメント (2)
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