季節の花

季節の花などを掲載しています。写真はクリックして拡大して見てください。
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バイモ(貝母)

2009-03-26 07:59:33 | 趣味・季節の花
つくば植物園の入り口付近の花壇でひっそり咲いていました。薄緑色をした花で、じっくり観察しないとつい見逃してしまいます。草丈は約30cmくらいで、花は釣り鐘を伏せたような形をしています。中国が原産ですが、鱗茎に薬効があり、鎮咳、去痰、排膿、催乳などに使われることから、何時の世かわが国に輸入されて、薬用植物として栽培されたようです。説明板には「Fritillaria verticillata var.thunbergrii」、ユリ科と記されていました。ちょうど先日TVで出雲地方(川本町)には小型の「イズモコバイモ」が自生しており、絶滅が危惧されていると報道していました。大切に保存したいものです。写真は3月21日に撮影しました。
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イフェイオン・セロウィアヌム

2009-03-26 07:53:03 | 趣味・季節の花
ウルグアイ~ブラジル南部地域に分布しているユリ科のくっきりしてとても美しい花です。つくば植物園の熱帯山地雨林温室で開花していました。説明板によれば「Ipheion sellowianum」、ユリ科と記されていました。写真は3月21日に撮影しました。
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サルオガセモドキ

2009-03-25 17:55:30 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯資源温室で見かけました。とても珍しいエアープランツの一種と言われる植物の花です。写真でお分かりでしょうか?銀色の葉・茎の先にちょこんと薄緑色の3枚の花びらが見えます。何と花の大きさは2mmくらいですから、拡大接写してもこれ以上大きく撮れませんでした。見学者でもこの花を見つけることが出来ずに通り過ぎる人がほとんどです。説明板によれば、この植物は観賞用の他、梱包材(壊れものを保護する際に使う詰め物)として使われるそうです。北アメリカ南部から南アメリカにかけての地域原産で「Tillandsia usneoides」、パイナップル科と記されていました。写真は3月21日に撮影しました。
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カラモモ(唐桃)

2009-03-25 17:44:42 | 趣味・季節の花
つくば植物園の中で咲いていました。八重の濃い紅色の花が枝の先の方にぼんぼりのように咲いている独特の花です。樹全景を見ると黒褐色の枝と、ぼんぼりのようなこの濃い紅色の花の対比がとても美しく見えます。果樹用の桃や桜の花とは少し異なった風景に見入ってしまいました。説明によれば、「モモ’カラモモ’寿星桃(ジュセイトウ)Prunus persica 'Densa Makino'」、バラ科と記されていました。
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オオバヤシャブシ

2009-03-25 07:55:15 | 趣味・季節の花
カバノキ科の落葉高木の花です。大人の小指ほどの大きさの花序をした集合花が葉がでる前の枝についていました。形状は芋虫のようであまり美しいとは言えませんが、珍しいので、掲載しました。説明板によれば、「Alnus sieboldiana」と記されていました。写真は3月21日に撮影しました。
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カタクリ

2009-03-24 23:25:05 | 趣味・季節の花
今年もつくば植物園の林床で可憐なカタクリの花が咲きました。落葉広葉樹林の葉がでる前の一時期、林床の枯れ葉の間から延びた花茎に、うなだれたような美しい薄紅紫の花を咲かせます。樹木の葉が出て光がさえぎられる頃になると、地上部にある葉なども枯れてしまいます。このように樹木の葉がでる前の一時期だけ花を咲かせ葉を茂らせる植物を「スプリング・エフェメラル(春の短い命)」と言われるそうです。まさに早春の一時期しか観ることができない「早春の妖精」です。写真は3月21日に撮影しました。
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アンズ

2009-03-23 15:30:11 | 趣味・季節の花
つくば植物園の中央の庭園付近に桃色の美しい花を枝いっぱいに咲かせていました。プーンと漂ってくる花の香りもとても甘くて、癒される感じがします。説明板によれば、園芸品種のようですが、もとは中国原産で、「Prunus armeniaca cultivar」と記されていました。梅雨の頃美味しそうな実を付けます。写真は3月21日に撮影しました。
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リンデラ・ベンゾイン

2009-03-23 15:20:47 | 趣味・季節の花
この花もクスノキ科の花で原産地は北米です。前掲のアブラチャンにも似ていますが、写真のようにこの樹には、花が枝いっぱいについています。黄緑色をした花は、直径が1.5mm程度で、丸い集合花になっています。つくば植物園のサバンナ温室の西側の屋外で咲いていました。説明板によれば、「Lindera benzoin」、クスノキ科で、花や葉を観賞すると記されていました。
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アブラチャン

2009-03-23 15:11:06 | 趣味・季節の花
クスノキ科の木の珍しい名前の花です。本州から四国・九州にかけての山林の中にある落葉高木です。花そのものは1.5mm程度で、丸い集合花になっていますが、木の大きさと比較すると不釣り合いな感じがします。説明板によれば、クスノキ科、シロモジ属の落葉高木で、「Parabenzoin praecox」と記されていました。写真は3月21日に撮影しました。3月20日掲載のシロモジと比較してみてください。確かに似ています。
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アカヤシオ

2009-03-23 15:02:00 | 趣味・季節の花
つくば植物園の高木林の中でもう咲き始めていました。いつもの年だと4月頃だと思いますが、最近の暖かさでびっくりして咲き始めたのかもしれません。薄いピンク色をした花びらは、やや厚みがあり、艶っぽく見えます。蕾はもう少し紅色が強いですね。緑の葉がまだでない森の中で満開のアカヤシオを見ると、森の妖精のように思うことがあります。説明板によれば、「Rhohodendron pentaphyllum var.nikoense」、ツツジ科と記されていました。写真は3月21日に撮影しました。
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早咲大島桜

2009-03-23 13:44:21 | 趣味・季節の花
大きな白い花の桜で、大島桜より早く咲きますので、早咲きの大島桜と言うらしいですね。近所の大学の構内で今年も咲き始めています。隣にある大島桜は、まだ蕾が固い状態でした。大島桜系は、わが国の桜の交配種を作る際に使われる種の一つで、花が大きくて(写真の花は直径3cmくらい)立派なことで知られています。葉の芽と花がほぼ同時に出てくるのも特徴の一つかもしれません。写真は3月21日に撮影しました。
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高遠小彼岸桜

2009-03-22 09:07:11 | 趣味・季節の花
今年も近所の大学に隣接する遊歩道で咲き始めていました。小型ですがやや赤色が濃い美しい花です。信州伊那の高遠城址にあるこの桜は有名です。写真は3月20日に撮影しました。
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ヤエカンヒザクラ(八重寒緋桜)

2009-03-22 09:00:24 | 趣味・季節の花
寒緋桜系の園芸品種の桜です。写真のように濃い紅紫色の八重の花びらが重そうに下向きに半開きの状態で咲いています。今年も近所の大学の構内で咲いていました。説明板によれば、「Prunus campanulata Maxim.’Yae-kanhi-zakura’」で、台湾から普及してきたものだそうです。写真は3月20日に撮影しました。
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キタコブシ

2009-03-21 15:28:44 | 趣味・季節の花
北海道と東北の日本海側などに多く分するコブシで、関東あたりでよく見かけるコブシより樹高が高く、花もやや大きいものです。つくば植物園では高木林にありました。写真でお分かりでしょうが、確かに花が大きくて、先端が開いています。ハクモクレンより花も小さくて花びらが垂れさがるほどではないですから、違いがわかります。北海道では、5月頃に咲いています。古来アイヌの人たちは、この樹の皮を煎じて薬用にしていたと言われています。説明板によれば、「Magnolia kobus var.borealis」、モクレン科モクレン属の落葉高木です。写真は3月21日に撮影しました。
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シデコブシ

2009-03-21 10:00:02 | 趣味・季節の花
今年も近所の大学周辺の街路で咲いていました。コブシとは違って、花びらが細くて枚数が多いのが特徴です。モクレン科モクレン属の落葉低木でわが国固有の種のようです。花の色は白やピンクなど各種あるようです。園芸品種だと思いますが、わが国の自生地では絶滅も危惧されているとか。大切に保護して欲しいものです。写真は3月20日に撮影しました。
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