世界ラン展2009のリカステ展示コーナーで見かけた優秀作品です。リカステ独特の3枚の花びらが薄い桃色で中央にある唇弁は濃い赤紫色と黄色に紫の斑点がありました。色のバランスが良くてとても上品な感じを受けます。銘板によれば、「Lyc.Abou First Spring ×Aubrn 'Yuika'」と記されていました。
世界ラン展2009の個別審査部門の優秀作品の一つです。前掲の白い花と違って、ワインレッドの綺麗な花弁と、淡黄白色・赤紫・黄色がバランス良く模様になった唇弁が輝くように美しい花です。銘板には「Lyc.Geyser Gold 'Golden Star'」と記されていました。
世界ラン展2009に再び戻りました。リカステの個別審査部門で選ばれた優秀作品の一つです。透き通るような淡黄白色の花弁にまっすぐに突き出した唇弁がとても綺麗です。銘板には「Lyc.Henty 'Aoi no Kimi'」と記されていました。
昨日の強風も去って快晴の上天気です。写真のような「オウトウ」の花がつくば植物園で見事に満開になっています。「桜桃」と言うとよくわからない人も、サクランボの木と言えば納得ですね。甘い香りがする花にミツバチが集まっていました。6月頃には、美味しいサクランボの赤い実がなります。説明板によれば、もとは中国が原産ですが、この樹は園芸種で改良されたものだそうです。桜の木などと同様にバラ科サクラ属の落葉高木です。学名は「Prunus pseudocerasus」と記されていました。写真は3月15日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯雨林温室の入り口付近で咲いています。長く伸びた花茎に葡萄の房のように花が咲いています。湿度が高いからでしょうか、花が艶っぽく濡れていました。銘板によれば、ニューギニア島原産で、「Dendrobium lineale」と言う原種ランのようです。
つくば植物園の熱帯山地雨林温室の築山周辺で咲いています。前掲の花より大きくて直径は6-7cmくらいはあると思います。上から撮影しな写真でよく分かるように、茎の先端からラッパ状の花が横向きに咲いています。近くまで行けないため、遠景でお許しください。銘板には、ニューギニア原産で、「Rhododendron phaeochitum」、ツツジ科と記されていました。
つくば植物園の山地雨林温室の観察路で咲き始めていました。直径2-3cmくらいのツツジのような朱色の花が茎の先端に円を描くように咲いています。銘板には、「Rhododendron fallacinum」、ツツジ科と記されていました。
つくば植物園の熱帯山地雨林温室で咲いていました。メキシコ～中央アメリカが原産の原種ランです。鮮やかな紅赤色がとても美しく、直径3cmくらいの小さい花なのに存在感があります。銘板には、「Cattleya aurantiaca」と記されていました。
つくば植物園の熱帯山地雨林温室で咲いていた原種ランです。純白の襞のある花びらと黄色が美しい唇弁のバランスが絶妙です。交配種のランも花が大きくて華やかですが、写真のような原種ランも自然が作った造形の美しさに感動を覚えます。説明板によれば、コロンビア原産で、「Odontoglossum crispum」と記されていました。
春を告げる花の代表の一つです。つくば植物園で咲き始めていました。葉がでる前の木に黄色い小さな花が集まって咲いています。鼻を近づけるとかすかに芳香がしました。もう少し咲いてくると一段と良い香りを出すようです。花の色からでしょうか、別名を「鬱金花」とも言われるようです。説明板には、「Lindera obtusiloba」、クスノキ科、クロモジ属の落葉低木です。写真は3月7日に撮影しました。
世界ラン展2009のシュンラン部門で選ばれた優秀作品の一つです。もともとシュンランは、地生ランで地面近くに生育している目立たない花ですが、この作品は、緑の葉と淡黄緑色をした花びらがしっかり揃って開花しており美しいですね。我が国の各地に自生する東洋蘭の一種ですから、自宅の花壇などで育てて楽しんでいる春蘭ファンも多いようです。我が家でも花壇で今頃咲いています。銘板によれば、写真のシュンランは、中国産で「Cym.goeringii(China) ’Daifuki’（大富貴）」と記されていました。
世界ラン展2009で選ばれた優秀作品の一つです。緑色の葉が爽やかで、ワインレッドのような花の色が際立って優雅で、とても品格のあるランだと感じました。また、淡黄白色と紫色が美しい突き出た唇弁がとても愛おしさを感じさせます。銘板によれば、「Cym.James Toya×Rock Island Line 'Akane'（茜）」と記されていました。
世界ラン展2009で展示されていた優秀作品の一つです。淡黄色のすっきりした花びらに赤紫色の斑点模様がある唇弁がバランス良くてとても上品な感じがします。全体に淡い色合いで、すっきりしていることから、和室に似合うのではないのかな？と想像してしまいました。銘板には「Cym.Peter Dawson 'Ice Cool'」と記されていました。
世界ラン展2009で選ばれた優秀作品の一つです。緑の清々しい葉に鮮やかな黄色の花がとても上品で美しさを演出していました。銘板には「Cym.Yamanashi Dream 'Good for You’」と記されていました。
世界ラン展2009の個別審査部門の優秀作品の一つです。写真でお分かりのように見ただけで観る人を惹きつける魔力があるような鮮やかな花でした。銘板によれば、「Oda.Enzan Crystal 'Lovely Jewel'」と記されていました。まさに宝石のような輝きを持つ花ですね。
