ここからは、世界ラン展2009で個人賞などに輝いた作品です。写真の花は、朱色の鮮やかな色が目を奪いそうな美しいものでした。フラグミペディウムの仲間のランで、花は大きくはないですが、形がすっきりしており、情熱的な花の色が特徴的ですね。銘板には、「Phrag.Elizabeth Castle 'Hide’」と記されていました。上の段に展示されていたため、写真の背景に天井が映ってしまいました。
世界ラン展2009のファレノプシス(胡蝶蘭)の仲間の個別審査部門で選ばれた秀作の一つです。花びらは、鮮やかな薄い赤紫色の模様と、白い縁取りがあり、衝撃的な美しさでした。交配させることで、このような美しいランが誕生するんですね。銘板には、「Dtps The Pride of Ben Yu」と記されていました。
ファレノプシス(胡蝶ラン)の交配種の個別審査部門で見かけた秀作です。白い花びらの付け根付近に濃い紫色の斑点があり、唇弁にも同じ色の大きな模様があります。一つの株からこのように見事に咲かせるのは難しいと思いますが、とても見ごたえがあります。銘板には、「Phal.(Cassandra×Ever-spring king)×Cassandra)’Lee 440 '」と記されていました。
世界ラン展2009の個別審査部門で見かけた秀作です。花全体が大きくてボリューム感があり、赤紫色が濃いリンコカトレヤの一種のようです。香りも良くて多くの人が集まって鑑賞していました。銘板によれば、「Lc.Okarche ’Addison’」と記されていました。
世界ラン展2009で見かけたとても優雅な花です。花びらは薄紫で縞模様が見えます。そして唇弁は濃い紫色で中央が黄金色をして縞模様が入っています。銘板には「Rsc.(Rose Whisper×Night Club) ’Kagurazaka’」と記されていました。
世界ラン展2009の個別審査部門で選ばれた交配種の秀作の一つです。花がとても大きくて、花の色もくっきりしており、まさに優雅そのものでした。銘板によれば、「Rsc.Shikishima × Sc.Drumbeat 'MIYABI'」と記されていました。とても美しい花ですね。
世界ラン展2009の個別審査部門で選ばれた秀作の一つです。一つの鉢から花びらの大きい花が競うように咲き、色香を豪華に振りまいているかのようでした。銘板には「Rsc.Rose Whisper ’Suisei’」と記されていました。
世界ラン展2009の個別審査部門の秀作です。花がとてもくっきりしていてしかも優雅な感じがします。とても良い香りがしていました。銘板には、「Sc.Supersonic 'Striking Lip'」と記されていました。
世界ラン展2009の個別審査部門で入賞された秀作を紹介しています。いずれも素晴らしいもので、感激しながら見とれてしまいました。薄い白紫色の柔らかい花びらに黄色と紫の襞のある唇弁が突き出しており、ボリューム感があって、香りも良くて癒し効果がありそうな感じです。銘板には、「Rsc. Pamela Finny 'Bigger Ox'」と記されていました。
世界ラン展2009で見かけた華やかなランです。花びらや唇弁の色が七色に変化しているような感じがするとても珍しいランでした。銘板には、「Rsc.Mystic Lady ’Lime Morning’」と記されていました。
世界ラン展2009で展示されていた華麗なランです。福島明成高校の出展でした。純白の襞のある花びらに黄色が鮮やかな大きな唇弁が華やかさを演出しています。緑の葉と白い花の対比も美しく、和室に合いそうな感じがしました。
つくば植物園の熱帯お山地雨林温室で展示されていました。フィリピン原産の原種ランです。写真でお分かりのように長く伸びた花茎の周りに整然と花が並んで咲きます。ほんのりと香りも良く見事なランです。説明板によれば、「Dendrochilum glumaceum」と記されていました。写真は2月28日に撮影しました。
春から初夏にかけて咲き続けてくれるデージーです。写真のように花びらがとても多く、中央の黄色い部分が太陽のように輝いて見えます。西ヨーロッパが原産のようですが、現在は園芸種が多く、園芸店でもいろいろな種類が出回っていますね。花びらが多いことから、少女が一枚ずつ花びらを抜いて恋占いをした花・・などとも伝えられるロマンチックな花でもあります。今年も花壇に植えて楽しもうと思います。
中国菜の一種で、最近日常的に食卓でも見かけるようになった野菜です。秋に種をまいたものは、冬に美味しくいただきますが、収穫せずにそのままにしておくと写真のような花が咲きます。つくば植物園では、各種野菜を含めて花や実がなるまで展示されています。アブラナ科ですから、菜の花(ナタネ)と同じ色をしていますね。炒め物にしても緑色の葉が美しいので、中国料理などでもみかけます。写真は2月28日に撮影しました。