つくば実験植物園の食の植物の多様性展示区画で見かけたものです。前掲の大ヒョウタンよりは小ぶりで、大きさは10㎝程度ですが、数多くぶら下がっていました。千成瓢箪は、秀吉が馬印として使ったと言われ、縁起物としても知られています。ヒョウタンはもともとかんぴょうを作るユウウガオの変種と言われ、熟した実の中をくりぬいて乾燥させ、容器としても使われています。写真は8月5日に撮影しました。
つくば実験植物園の食の植物の多様性展示区画で、各種ヒョウタンを比較して観察できるようにしてありました。夏休みの子供たちにもわかりやすく展示されています。大きさは約30㎝位あります。北アフリカ・インド・タイなどが原産のウリ科ユウガオ属の1年草です。熟したヒョウタンを水につけて中をくりぬき、軽くて丈夫な容器として使えます。写真は8月5日に撮影しました。
つくば実験植物園の食の植物の多様性展示区画でヘチマの成長を時間とともに観察できます。7月初旬頃花が咲いて実がなり、約一月半くらいで写真のような実になります。もう少し大きくなって成熟し色づいてくるとヘチマ水や種が採れます。青い実は食料にできます。また、この実の繊維部分を使ったたわしは食器洗いとしても使えます。写真は8月5日に撮影しました。
霞ヶ浦湖畔の農場の片隅で濃い紅色やピンク色のグラジオラスが植栽されていました。7月中旬ころから咲き始めて真夏の花の一つとして楽しめます。自宅の狭い花壇でも数輪が咲いてくれます。穂状に咲く花は下のほうから逐次穂先に向かって咲いていきます。この花が終わるころには、里でもアブラゼミが泣き始めて、夏の盛りが過ぎる頃を感ずる季節になるように思います。
つくば実験植物園のサバンナ温室では、今の時期たくさんの多肉植物などの花が咲いています。中でも写真のサボテンは、黄金色の花を頭に戴いて見事でした。パラグアイ~アルゼンチンにかけての南米に分布するサボテン科の植物であると記されていました。
つくば実験植物園のサバンナ温室で各種の多肉植物が花を咲かせています。中でも写真の金冠と言われるサボテンは、頭に黄金の冠をかぶったように見える印象的な花でした。パラグアイ~アルゼンチンにかけての南米が原産のサボテン科です。
つくば実験植物園の熱帯資源温室で咲いていました。幹から直接花が咲いているように見える白い小さな花ですがとても存在感があります。花の近くには、緑色の5㎝位のまだ小さい果実がぶら下がっていました。果実は徐々に大きくなって、黄色く実ります。
つくば実験植物園のサバンナ温室で展示されています。まことに奇妙な植物です。説明によれば、1859年、オーストラリアの探検家ウエルィッチが発見した、アフリカ南部ナミビア砂漠に固有の裸子植物だとのこと。雌雄異株で、2枚の葉は無限に伸びますが、先端は写真のように黒ずんで枯れているように見えます。花が咲くまでには20年以上かかると言われ、珍しいものです。根は3御上も地中深く伸びて水分を吸い上げて生きていると考えられています。まさに奇想天外な植物です。写真は7月16日に撮影に撮影しました。
今年の5月に遠方に住む家族から届いたブーゲンビリアの美しい花です。6月には一度花(葉苞)が散りましたが、7月の中旬ころから再び元気な葉がついてきました。原産地は中南米で、色づいて花に見える部分は葉苞と言われる部分で、白色から徐々に変化して写真のような薄紅色まで変化しました。この色の変化が楽しみです。暑い真夏の日差しを浴びて薄紅色に見える花(葉苞)が生き生きとしているのを見て元気づけられます。写真は8月1日に撮影しました。