つくば実験植物園の食の植物の多様性の展示区画でオクラの花が咲いていました。黄色いハイビスカスに似た美しい花です。食用にする実は上向きに伸びているのが写真でもわかると思います。たまたま展示されているのは、赤褐色系の実がつく種類のものでした。店頭で販売されているのは、緑色の実が多いですね。説明によれば、もともとアフリカ北東部に分布し、「Abelmoschus esculentus」、アオイ科トロロアオイ属の多年草です。エジプトでは紀元前200年ころからすでに栽培されていたとのことです。
つくば実験植物園の食の植物の多様性展示区画で撮影しました。ヒョウタンの中ではもっとも小さいサイズのもので、大きさは5-6㎝程度でした。栽培の仕方では大きさが異なり、鉢植えにした入りすると相当小さくなるようです。3種類の瓢箪を比較してみることができ、その見た目での違いを観察することができました。
つくば実験植物園の食の植物の多様性展示区画で見かけたものです。前掲の大ヒョウタンよりは小ぶりで、大きさは10㎝程度ですが、数多くぶら下がっていました。千成瓢箪は、秀吉が馬印として使ったと言われ、縁起物としても知られています。ヒョウタンはもともとかんぴょうを作るユウウガオの変種と言われ、熟した実の中をくりぬいて乾燥させ、容器としても使われています。写真は8月5日に撮影しました。