つくば実験植物園の熱帯山地雨林温室で毎年この時期に美しい色をした花を見ることができます。まさに日没前の夕日の色です。熱帯アジア、オーストラリア・ニューギニア、ボルネオ等に分布するツツジ科ツツジ属の常緑低木です。写真は12月6日に撮影しました。
つくば実験植物園の熱帯山地雨林温室で展示されていました。鹿児島(屋久島)~沖縄の低地や山地に自生するノボタン科の常緑小低木です。日本の固有種であり、別名を「野海堂」とも呼びます。シコンノボタンに似た葉が付いていますが、花はコンパクトで薄いピンク色がとても美しい印象的な花でした。写真は「さくら小町」という品種で最近園芸店でも販売されているようです。12月6日に撮影しました。
甘い香りがするピンク色の美しい花です。つくば実験植物園の熱帯山地雨林温室で展示されていました。説明によれば、中国雲南省周辺の標高2000m位の高地原産のアカネ科の常緑低木です。園芸種は鉢花として親しまれています。香りも花の色も美しいので愛好家が多いようです。写真は12月6日に撮影しました。
つくば実験植物園のサバンナ温室で毎年多くの実をつけています。説明によれば、ペルシャ湾沿岸地方の砂漠に分布するヤシで、果実はデーツと呼ばれ、栄養価が高く、干したものは保存食として重宝されるほか、ジャムや砂糖漬けなどにもされるよううです。また、砂漠の民には欠かせないラクダなど家畜の貴重な飼料にもされるそうです。写真は12月6日に撮影しました。
古代エジプトで使用されたと言われる世界最古のパピルス紙の原料となった植物で、紙(paper)の語源になったと言われています。つくば実験植物園の資源温室で見かけました。カミガヤツり科の多年草(湿生植物)で、草丈は2mを超えていました。写真は12月6日に撮影しました。
つくば実験植物園の資源温室で咲いていました。マダガスカル地方に分布するカヤツリグサ科の多年草(湿性植物)
です。わが国では、観葉植物として導入され、本州南部地域以南では、帰化して水辺で生育しているところもあるようです。最近水を浄化する植物の一つとして注目されているようです。写真は12月6日に撮影しました。
です。わが国では、観葉植物として導入され、本州南部地域以南では、帰化して水辺で生育しているところもあるようです。最近水を浄化する植物の一つとして注目されているようです。写真は12月6日に撮影しました。
つくば実験植物園の熱帯山地雨林温室で展示されていました。説明によれば、中国雲南省・ヒマラヤあたりに分布する常緑の低木です。花の色が独特のピンク色で、甘い香りがしてとても美しく感じました。原産地は、夏が冷涼で冬が暖かい地域ですから、日本の暑い夏は苦手なようで、温度管理された温室が必要のようです。草丈はまだ低い状態で展示されていました。写真は12月6日に撮影しました。
つくば実験植物園で12月初旬にまだ咲いていました。花は白色から徐々にピンク色に変化しているように見えます。直径は2cmくらいで小菊の原種の一つと言われています。徳島県阿南市周辺の那賀川の一部に自生していると言われています。絶滅が危惧されており、準絶滅危惧(NT)に指定して保護されています。写真は12月6日に撮影しました。
つくば実験植物園で見かけました。カタバミ科の球根植物ですが、白い花やピンクの花があります。たまたま白い美しい花が展示されていましたので、撮影しました。この植物は、太陽の光に反応して開花する習性を持っており、晴れた日の朝開花し、夕方暗くなるとともに絞みます。雨の日や曇りの日も花は閉じていることがあります。
つくば実験植物園の熱帯産地雨林温室の廊下で展示されていました。前掲のクロッカスと同じように小さいですが、花びらは幅が広くてとても存在感のある美しい花でした。説明はまだ付いていなかったので、よくわかりませんでした。写真は11月16日に撮影しました。
つくば実験植物園の資源温室で毎年美しい花を咲かせています。白いハイビスカスでとても優雅な感じがします。説明によれば、ハワイ、オアフ島原産の常緑小高木です。花の色は淡い桃色が入った白色です。直径は約10cmと大輪で、花柱は紫紅色で約15cmも突き出ているように見えます。写真は11月16日に撮影しました。
つくば実験植物園の多目的温室で展示されていました。赤い実自体にはあまり味はないようですが、これを口に含んだあとに味覚が変わって甘味を強く感じたりする不思議な実です。図鑑によれば、「ミラクリン」と言われる味覚変革タンパク質を含んでいるから、酸っぱい食べ物を甘く感じさせるのだそうです。植物にも不思議な力があるものです。写真は11月16日に撮影しました。
つくば実験植物園の多目的温室で見かけた珍しい花です。奄美大島~台湾にかけて分布する常緑多年草で、奄美大島でも数箇所の自生地が確認されているようですが、野生種は減少しており、絶滅危惧IA類(CR)に指定して保護されている撮説明されていました。写真のように草丈は低く、花は紫色の筒状の形をしています。日差しを受けてとても色鮮やかで、草丈に似合わないほど大きいので、驚きです。写真は11月16日に撮影しました。