つくば実験植物園の熱帯山地雨林温室の観察路で展示されていました。花の大きさが3mm程度のごく小さな食虫植物です。接写も難しい大きさの花です。形をご覧になって、なーるほど・・と頷かれると思います。確かにクリオネニにていますね。
つくば実験植物園の花壇で毎年春一番に咲く花で、本州~九州北部地域に分布するキンポウゲ科の多年草です。雪割草の別名を持っています。白い花が開花したばかりでした。もう少しすると綺麗な花が観察できますので、写真を差し替えます。前掲のオオミスミソウと比較しながらご覧ください。
筑波実験植物園の露地の花壇で美しい紫色の花が咲いていました。花びらの色は、白色が標準のようですが、ピンク・青紫・薄紫いろばドがあるようです。花の直径は2~3㎝程度でミスミソウよりやや大きいことからの和名のようです。キンポウゲ科で、大きな区分ではミスミソウ・オオミスミソウなどは「雪割草」で括られると記されていました。写真は3月5日に撮影しました。
つくば実験植物園の絶滅危惧植物管理温室で見かけました。奄美大島固有の馬酔木で「奄美馬酔木」と呼ばれています。一時期リュウキュウアセビと同一種であるとされてきましたが、2010年に新種である事が判明した貴重な植物です。近い将来の絶滅が高いとされ、絶滅危惧IA(CR)に指定して保護されていますが、個体数が極めて少なく野生での絶滅が心配されていると記されていました。
つくば実験植物園の熱帯山地雨林温室の観察路に展示されている食虫植物の一つです。極く小さい植物ですが、望遠レンズで拡大撮影してみました。ねばねばした液を苔の先につけて虫を補食すると説明されていました。写真は3月5日に撮影しました。
つくば実験植物園の花壇で咲いていたアネモネ・ポルトです。地中海沿岸原産で、花の色は紅色の他に濃い青色もあるようです。開花したばかりで完全に開いていませんが、黒い色の雄しべと濃い紅色の花弁の対比がとても印象的です。
茨城大学農学部の本館前の日本庭園にある立派な枝垂れ梅の花です。この地は、帝国海軍霞ヶ浦航空隊の本部があったところで、軍艦旗掲揚塔の支柱が町の文化財として説明書きを添えて残されています。ソメイヨシノやヤマザクラの古木などもあちこちに残されています。写真は3月12日に撮影しました。
茨城大学農学部の構内に数本のヤエカンヒザクラがあります。この花は開花とともに恥ずかしそうに俯いて咲くのが特徴です。2月末から咲き始めて数日経ちました。3月3日には写真のような状況です。まだ寒い日が続くこともあるので、満開までに時間がかかるので、桜で一番美しい咲始めの頃の様子をじっくり観察できます。
3月に入って今年も桜が次々と開花を迎える時期になりました。茨城大学農学部構内にある数本の大寒桜並木は満開になると地変見事な地元の名所でもあります。3月3日に写真のような花を咲かせていました。大寒櫻は、河津桜に続いて咲き始めますが、まだ時々寒さが戻る早春に咲く桜です。これが満開を過ぎる頃にソメイヨシノなどが開花を始めます。