筑波山南麓にある果樹園の直売所で購入した「西村早生」と「太秋」です。西村早生は、やや小ぶりですが、色合いとつやが良く、9月下旬ころには出回ります。「太秋」柿は、写真の中で大きくて緑色が残ったように見える柿です。糖度が高く美味しい甘柿で10月頃には出回り、ほとんど種が入っていないので、愛好者が多いと聞きます。写真は10月6日に撮影しました。
筑波山の南麓にある蕎麦の畑で「秋蕎麦」の花がほぼ満開になっていました。広い畑一杯に咲く白い花がとても綺麗です。花後には、実が付いて黒く見えるようになった頃収穫され、晩秋の頃から香りのよい秋蕎麦が出回ります。写真は10月8日に撮影しました。
つくば実験植物園の食の植物展示区画で、「落花生」の黄色い花が咲いていました。マメ科の一年草で、花後に子房柄を地中に潜らせて莢ができ、実を食用にします。花を観ることは殆ど無いので、掲載しました。写真は9月16日に撮影しました。
つくば実験植物園の薬草展示区画で見かけました。我が国の土手や草地に広く自生しています。マメ科でハギの仲間の多年草ですが、茎は木質化しまっ直ぐ上に伸びています。花は黄白色で、旗弁に赤紫色の斑点が有ります。葉や茎には薬効があると言われ、健康茶として飲む人も多いと聞きます。写真は9月16日に撮影しました。
つくば実験植物園の中央広場にある池の中で美しい青紫色の花を咲かせていました。嘗ては、池や水路などに溢れており、春の若芽や葉を食用にしていた時代もありました。最近は、水路や池がコンクリート化されたり、薬剤が撒かれたりして絶滅が危惧されるようになっています。野生で見かけたら、大切に保護しましょう。写真は9月16日に撮影しました。
つくば実験植物園の香りの植物展示区画で栽培され、赤い実をつけていました。「赤山椒」と呼ばれる貴重な実です。「ぶどう山椒」は、和歌山県有田川町特産のブドウの形状をした大きな実をつける山椒です。花・葉・青い実を季節ごとに楽しめる山椒ですが、赤く実ったものを「赤山椒」と言い貴重な香料や薬効成分を利用すると言われます。写真は9月16日に撮影しました。