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鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

韓国時代ドラマ:風の絵師

2018-11-08 22:33:44 | TV・ドラマ

夕刻より雲が広がり、御天気下り坂のよう・・・。


少し前に、『サイムダン・師任堂~色の日記』を視聴して、ハタと気が付きまして、そういえば、もう5年か6年前に買った韓流時代劇の『風の絵師』のDVDを、まだ、見ていなかったな・・・という訳で、時代絵師モノが続きました。

18世紀朝鮮に実在した金弘道(キム・ホンド)と申潤福(シン・ユンボク)のふたりの絵師の物語。

師匠と弟子の物語で、御真(王の肖像画)製作をめぐり、李朝鮮史上、もっとも困難を極めた第22代・正祖王と宮廷の政治家達の死闘に、巻き込まれていく図画署(トファソ)の画家達を描いています。

何より、奇抜なのが、弟子の申潤福(シン・ユンボク)が、女人であることを隠し、男性と偽って、その天性の画力を伸ばしていくのですが、前出のサイムダン、或いは、同時代の『イ・サン』では、画人という設定であり、側室になったソン・ソンヨンとは、ジャンルの違う風俗画であることで、ドラマが、絵画を中心に描かれておりました。

サイムダンも、ドラマの中で、絵画が出ておりましたが、何分にも、カット、カット、カットで、つないだ短縮版だったので、たぶん、オリジナルとは違っていたのだと思うのですが・・・そこんとこ、どうなんでしょうか。
オリジナル版みてみたいなぁ・・・と思います。

『風の絵師』の演出家さんが、あまりに若いひとだったので、驚きましたが、物語の展開の速さと、次から次へ、問題を起こす弟子の申潤福(シン・ユンボク)に、もっと大人しくしとらんかい・・・と、ツッコミを入れたくなりましたので、イライラするシーンは、2倍速にて視聴しましたが、国王の肖像画を描くシーンなどは、じっくり、みせてくれました。

宮廷の肖像絵師になるための選抜試験や、画力勝負などが、みどころのひとつでしょうかね(こういうのは、じっくり見たいです)。

国王・正祖役は、そのタイトルロールともなった『イ・サン』役のイ・ソジンを思い出しますが、『風の絵師』では、イ・サンの曾祖母さんに当たる『トンイ』で、トンイを守るチョンス兄さん役のペ・スビンが、静かで、怒り?に満ちた正祖役でしたし、他にも、『六龍が飛ぶ』のあのおねえ言葉の剣豪・キル・テミ(双子の兄・ソンミ)役の役者さん、『王女の男』のイ・セリョン役の女優さんが、御筝が得意なキーセン役で出演しておりましたね。

私的には、李氏朝鮮の絵画というのは、あまり好きではないのですが、サイムダンの草花の絵は、好みで、あの色と絵柄で、刺繍をしたり、服を作ったりしたら、素敵だなぁなどと思いますし、今回のシン・ユンボクの色使いも、赤と青が、とてもきれいでした。

15世紀から18世紀の西洋絵画とは、全く異質ですが、西洋絵画のコレでもかっ・・・ってくらいの行間のなさ・・・隙間のない息苦しさとは、違い、東洋画というのは、行間というか、空白が、ほっとするのは、やはり、東洋に育ったからなのだろうか・・・なんて、どうでもいいことを、思ったりして・・・。

そういえば、数日前に、フェルメールの絵画が、上野?だったかで、史上最高の9点同時展示という特番が組まれていましたが・・・フェルメールには、光と時間の行間?みたいなものがありますね。
西洋画にも、行間が、ありました・・・。




韓国時代ドラマ:サイムダン 師任堂 色の日記

2018-10-30 23:45:52 | TV・ドラマ


安定した秋晴れ。

今年の7月下旬から、9月上旬まで、テレビ東京・朝の帯ドラマで、オン・エアされていた『師任堂』。
15世紀の李氏朝鮮の女流画家・申師任堂(シン・サイムダン)の生涯をドラマ化。

『宮廷女官チャングムの誓い』のチャングム役のイ・ヨンエが、13年ぶりに、時代ドラマにカムバックした話題作でしたが・・・チャングムの印象が、強すぎたのか・・・視聴率は、それ程でもなかったそうな・・・???

15世紀の朝鮮と現代のソウルの二重構造で、ドラマは進行しますが、現代版は、必要なかったかもしれないと思います。
純粋な時代ドラマ・サイムダンの方が、ソレらしかったのでは・・・と思います。

それでも、イ・ヨンエの美しさは、健在。

イ・ヨンエの韓服姿、或いは、現代のモデル風の衣装、どちらも、とてもきれいですが、やはり、両班の奥方さまの気品ある姿は、感動モノでした。

サイムダンと王族の宣城君の悲恋の結末は、宣城君が、明から、天竺を経て、イタリアに渡り、ルーベンスの絵の中に『韓服を着た男』として描かれていて、サイムダンの願い通り、時を超え、芸術家として、宣城君の存在が、歴史に残るということでした。

その存在の発見者として、サイムダンと同じ顔(イ・ヨンエの二役)の大学講師 ソ・ジユンを登場させたのだと思いますが、時を超え、サイムダンとソ・ジユンの邂逅が、タイムパラドックスを生み、15世紀に存在しない現代ハングル語の英国の詩の謎も解き明かされていくのですが・・・。

李氏朝鮮の男尊女卑と理不尽な社会でも、希望を失わず、運命を受け入れ、どんなときにも、最善を尽くすサイムダン。
現代に生きるソ・ジユンも、また、拝金主義の社会のひずみの中で、苦しめられます。

このドラマのテーマであるアン・ギョン作の『金剛山図』の真贋をめぐり、陰謀に巻き込まれ、講師の職を解かれたソ・ジユンの戦いが、サイムダンの謎解きと繋がっていく面白さはあるのですが、完全版は、全44話で、オン・エア分が40話に短縮されたうえ、放映時間の関係で、カットにつぐ、カットで、物語が、ブチブチ途切れ、ダイジェスト版のような感じは、否めませんでした。
(テレ東さん、CM長くても構わないから、ドラマをコマ切れにしないで、ください・・・と切にお願い!)

現代と500年前の朝鮮の二つの時代をクロスさせながら、俳優も二役を演じる面白さは、斬新だったと思います。

二重構造なんで、サイムダンの画力勝負の部分も、物足なさが、ひとしおでした。

それにつけても・・・。
なんのかんの言っても、やっぱり、イ・ヨンエは、キレイなのでした。



韓国時代ドラマ:イニョプの道

2018-10-24 22:22:24 | TV・ドラマ

深夜から本降り雨でしたが、夜明けとともに、上がり、晴れた秋空が、戻ってきました。


先月(9月)の中旬頃から、テレビ東京の朝8時台の連続ドラマ枠で、放映中だった『イニョプの道』が、完結したので、録画を視聴しました。

韓国時代ドラマは、50話~60話で、完結するものが多いようですが、この『イニョプの道』は、全20話と比較的コンパクトな作品です(それでも、日本のドラマ1クールよりは、長いですね)。

比較的、短い作品でしたが、なかなか良い出来だったと思います(視聴率は、良くなかったみたいですが・・・)。

両班(貴族)の娘が、父親の無実の罪で、の身分に落とされ、下女になりながらも、処刑された父親の名誉を回復し、閉門された家門を復活させるといった苦難の道のりを描いたドラマでした。

気位が高く、高慢だったクク・イニョプは、婚礼の最中に、父親が、大逆罪で、捕まり、自分自身も、(イニョプに嫉妬している)友人宅へ、下女として、仕えることになりました。
底意地の悪い奥方とその娘に、いたぶられ、理不尽な扱いを受けるイニョプでしたが・・・。

人間扱いされないと、両班階級との格差・・・李王朝の身分差別の凄まじさ、搾取する官僚達・・・、そんな中で、諦めることなく、自分を信じて、突き進む(このあたり、定番ですかね?)主人公・イニョプと、それを見守り、或いは、敵になった二人の男を主軸に描いていきます。
また、身分制度の厳しかった時代に、両班から下女に落とされ、虐げられた民衆の哀しみを知り、これまで、自分が如何に、傲慢だったか・・・を、知り、ひとを許すことを、知った主人公に、好感を持ちました。

高麗朝から、李氏朝鮮建国の祖・太祖こと李成桂(イ・ソンゲ)とその五男であり、三代目の太宗・李芳遠(イ・バンウォン)の確執も、もう一つの軸となっているようでした。
この親子関係は、昨年だったか、去年の終り頃だったか、同じテレビ東京枠で、放映された『六龍が飛ぶ』が、そのものズバリでしたが、今回の『イニョプの道』では、父親の太祖を、退位させ、中央政権を掌握した太宗が、朝鮮半島を掌握した時代でした。

この賢くも猜疑心の強い太宗役のアン・ネサンが、印象に残りました。
『華政(ファジョン)』で、蛟山(許筠/ホ・ギュン)役を演じておりましたが、異母弟を粛清し、父親とも対立し、分の息子も信じられない朝鮮王の雰囲気がありました。

主人公イニョプ役のチョン・ユミは、前述の『六龍が飛ぶ』にも、出演しておりましたし、『トンイ』でも、監察部の女官(のちに、尚宮)を演じておりました。

ひたすら、主人(イニョプ)に仕え、可愛く、元気者のサウォルの健気さも、爽やかな印象でした。

・・・このテレビ東京の朝の韓流ドラマ枠ですが、CMが多過ぎで、本編カットも半端ないのが、残念です(CMは、バンバン流してくれていいので、出来るだけ、カットしないでくださいとお願いしたいところです)。



2018年夏ドラマ⑦『Giver~復讐の贈与者』

2018-10-13 21:20:21 | TV・ドラマ

最低気温13℃で、一昨昨日、半月山で体感した温度を、平地で再現。
やっぱ。寒いわ・・・。


初回から、きれい系の俳優さんの登場。
吉沢亮、吉村界人である。

吉沢亮演じる義波という、生まれながらにして人間の感情が一切?ない(もはやヒトではない???)という設定のようで・・・その復讐代行業者が主人公。
お人形みたいな顔で、表情を変えず(感情ないという設定だしな)、依頼された殺人を請け負う・・・Giver(与える)。

ストレートなロングヘアで、終始、ゴスロリファッションで、登場するのは、復讐代行業社の社長で、脚の不自由な少女のTaker(受け取る)

Give & Take の話なのね・・・。


全然、関係ないけど、この『Giver~復讐の贈与者』を見ていて、かなり昔のテレビドラマ『傷だらけの天使』を思い出した。

Takar役の森川葵が、何故か、岸田今日子と、カブってしまったんである。


深夜帯ということで、女優の脚線美が、強調されたり、スカートの中とか・・・結構、際どい映像が続くし、流血、暴力、殺人などのシーンも、半端無さげ・・・。

一切の感情のない義波で、人間の感情が理解できないのは、もともと彼のサイコパスな過去に原因があるようである・・・

・・・レコーダーの不調で、肝心な第8話が録画されておらず、その経緯が、わからぬまま、最終回迄、見終わったので、そのための消化不良もあったりしている。

『Give』の過去は、明かしたけれど、『Take』は、謎のまま・・・死んでいるものの・・・幽霊のように、付きまとっていて、結局、どういう物語なのか・・・正直、よくわからなかった。


だから・・・?何なの???的な・・・。


各回の復讐殺人に至る迄の動機なども・・・コレくらいで、ヒト殺しても、割にあわない・・・と思えるし、殺人場所も選んでいないようで、絶対、目撃者がいるよね・・・っていうシチュエーションだったりするし。

リアル感が、欠如しているような???

CMを含めて40分くらいの番組構成なのが唯一の救いで、コレをフツーの60分だったら、結構、イヤだったと思ったんだけれどね。

なんとなく、最終回迄、見てしまったという・・・全く、スッキリ感のない不思議なドラマ。




2018年夏ドラマ⑥『インベスターZ』

2018-10-11 20:21:22 | TV・ドラマ

日経平均株価が終値で、前日終値より、915円の下落。一時1,000円超える下げ幅。
今月2日、4半世紀ぶりの高値24,270円を付けた!と騒いていたけれど・・・10日で、半月前の株かに戻ってしまったようで・・・。

前日のニューヨーク市場の831ドル下落を受けて、連鎖的に売られたようだ。

個人投資家のみなさん、ルール通りに損切り出来ましたか?
日経平均日足75日線は、割込みましたが、個々の銘柄は、如何でしょうかね?



・・・というわけで、夏ドラマ『インベスターZ』。

日本株式をメインに、FX 、不動産取引、生命保険・・・といった投資に関する初歩というか、取っ掛かりを学ぶには、よいドラマだった。

お金の仕組み、働き方など、日本の現状と過去の歴史からひもとき、ベンチャービジネスくの先駆者たちが、実名で、出演するという・・・お勉強的要素が強い。


日本経済新聞社と仲良し?なテレビ東京ならでは・・・。
早朝から、ワールド・サテライトなんてみている方には、おなじみのテレビ局だね。

投資に対する・・・つまるところ、お金は、苦労して、地道に働き、銀行に預金して、生命保険に加入して、一戸建ての家を買い、きちんと(高額な)税金を支払い、国家に貢献し・・・といったコレ迄の日本人の常識を根底からから考えなおすには、うってつけの番組だ。
生命保険会社の儲けのカラクリなどは、必見。

株式の手法の基本中の基本・損切り(ロス・カット)の重要性、利食いのタイミングなどは、参考になるかもしれない・・・(内容は、千円程度の株入門本の域を出ないけれど)。

ドラマ的には、まず、登場人物が、まったく高校生に見えず、学費無料で、全国の秀才の集まる北海道の有名進学校という設定で、この高校の運営は、各学年トップ入学の男女各1名づつ、総勢6名の投資部の部員が、投資により、資金調達しているという・・・。

・・・高校生に見えず・・・特に、この学園の創始者の一族の娘さんの藤田役の女優さんは、かなりの年増に見え、17歳という設定なのだろうけれど、ヘタすりゃ25歳は、とうに過ぎているように見えるし、頭脳明晰には、(好みによるだろうが)絶対見えない主人公の財前くん他、投資部5名全員が、屈指の秀才さん達には、どうひいき目に見ても、そう見えない・・・あたり・・・ミス・キャスト連発といった感じが否めなかった。

主役(の特にヴィジュアル)が、原作漫画と、随分、かけ離れているような印象を受ける。


深夜枠、30分の帯ドラマだからなぁ・・・些細なディティールなんざ、どうでもよさげな雰囲気が、アチコチに・・・。

去年だったか、今年だったか、深夜枠のヒットドラマ『バイプレーヤズ』の二匹目のどじょうを狙っている・・・とドラマ内での発言もありだが・・・続編は、どうなんだろうなぁ???


出演役者が、わりとお粗末な割には、経済界の・・・今、飛ぶ鳥落とすようなベンチャー企業の社長さん達のゲスト出演で、含蓄?あるお話などは、興味深い。

貯蓄推奨の国策から、投資・・・と言っても、素人相手の投資信託への転換を目論んでいるようだけれど、洗脳を解くには、まだまだ・・・時間がかかりそうだ。

国家に騙され、死ぬまで、労働させられ、納税させられ、生命保険や医療機関、官僚、政治家に貢がされる一般国民は、憐れでもある。


四半世紀ぶりの高値越え後、本日、ナイヤガラの滝の如く、下落していった日経平均株価だが・・・ここが、滝つぼなのか・・・更なる二段目の滝つぼめがけて、下落していくのか・・・。



2018年夏ドラマ⑤『Dele』

2018-10-09 22:22:22 | TV・ドラマ


晴れたり曇ったり・・・再び、夏日。

今夏のドラマの中で、とてもよい出来だった『Dele』

テレ朝は、金曜23時台・・・所謂、深夜帯のドラマに、チカラを入れているように見えます。
今、一番の旬と言っていい、菅田将暉と個性派の俳優、山田孝之のダブル・キャストを深夜の時間帯に起用する贅沢さ・・・。


菅田将暉の陽、山田孝之の陰。
見事な連携でした。

依頼人のスマートフォン、パソコンが、一定の時間、通信が途切れたら、死亡確認後、当人のデータ削除を行う・・・現代ならではの仕事。

残されたデータから辿る依頼人とその周囲の人間模様。

消したいデータから、様々な事件、事情、犯罪が、見え隠れし、それらに翻弄される二人。


腕利きのハッカー役に山田孝之。
この俳優さん、とにかく、お顔が濃ゆいんで、役が、限定されてしまう向きはあるけれど、無口で、障碍者のハッカー(自称、プログラマー)を、演じました。
原因不明の病気で、歩けなくなり、始終、車椅子で、移動し、服装は、黒。
SE系のお仕事をしている方特有の雰囲気そのまま。

一方、明るくて、社交的で、行動派のアシスタントに、菅田将暉。
ピチピチと跳ね回り、依頼人の周辺事情を収集。
機転が利いて、ひとを明るい気分にさせるムードメーカー的存在だけれど、過去の事件の影を時々のぞかせています。

統括責任者・弁護士で、山田孝之の姉役の麻生久美子は・・・この帯ドラマの初期頃の『時空警察』の時もそうだったんだけれど、掴みどころのない不思議な個性の女優さんで、少し鼻にかかった声、ロングヘアを後ろにたらさず、右だったか、左だったか・・・前方に持ってくるという(見た感じ、事務仕事などするには、不適切なような)髪型で、能面みたいだったが・・・コレは、コレで・・・いいのか・・・。暗い弟を心配する姉役でした。


様々な依頼人と周辺、事件などを、丁寧に描き、パターンを変え、視聴者を飽きさせない手法が、見事。
脚本も、競作とお聞きしました。

続編あるのかなぁ・・・。制作されることを期待しています。



2018年夏ドラマ④『ハゲタカ』

2018-10-08 21:21:21 | TV・ドラマ
 
終日くもり。ここ数日の暑さは、終息したようで・・・?


銀行というところは、不思議なところで、ヒトのカネを右から、左に動かすと、手数料だの利息だのが、発生して、利益となるところらしい(それにつけても、日銀の黒田のおじさんのバズーカー?だったか・・・ゼロ金利というか、マイナス金利というか・・・預金すればするほど減っていくってのは、もう預金では、おカネが、増えないってことで、自分のおカネを引き出すのにも、ATM手数料を取られ、それが、銀行員の給料となるのだから、預金者をバカにしてるんだね~~~。先日10月1日から、月3回だか4回だか、無料だった郵貯の振替手数料も
月1回のみの無料になってしまった!)

融資をして、利息を取り、その利息で、行員の給料を賄い、預金者に利息を支払う。
カネ自体に、なんら価値がない・・・1万円札を刷るのと、1円玉を鋳造するのに、コスト的には、それ程、差異がないのに、1万円札は、1円玉の1万倍の価値がある・・・???
この矛盾した世界に慣れきって、さて、次は、定年65歳雇用延長?だとかで、死ぬまで、働いて、国家に貢げ!ってこと??

不思議な世界を扱う銀行は、バブルの頃・・・平成の始頃でしょうかね・・・腐敗の一途を辿ってきたようで、その腐った組織を根こそぎ買いたたく・・・外資のハゲタカと腐敗の中にも、腐敗を食い止め、再生を願う銀行員のお話である。

ハゲタカ=綾野剛、銀行員=渡部篤郎という布陣なのだけれど・・・。

二人とも・・・なんだか・・・軽いなぁ・・・役の年齢に見えないし?
中途半端なイメージが拭えないような・・・???


綾野剛は、不思議な役者だと常々思っていた。
CMなんかも、お笑いの女性芸人と、ウダツの上がらない夫役なんて、やってても違和感がないし、映画『闇金のウシジマくん』で、山田孝之演じるウシジマくんの相棒の弁護士役は、ヨカッタんだよなぁ・・・。

山田孝之のヴィジュアルが濃すぎるんで、サッパリ系の綾野剛で、中和するっていうか・・・。

今回のハゲタカは、渡部篤郎が、大人しすぎっていうか・・・そういう役柄だから、仕方がないか・・・。

三葉銀行の大番頭役の小林薫相手では、綾野剛は、少し役不足の感が否めないかな・・・???

サブテーマは、日光・鬼怒川の観光地域の再開発ってことらしく、日光ミヤビホテル(モデルは、日光金谷ホテルなのだろう)の買収に関わるヒロイン・沢尻エリカが、キレイ処なんだろうけれど、このひとも、大人しくなったなぁ・・・(でも、肘を張り、オナカに手を当てる朝鮮の奴隷風挨拶コンスは、やめろな・・・。日本伝統?の老舗ホテルの社長なんだしな・・・)。

疲弊した日本経済を、日光ミヤビホテルを象徴として描いているのは、興味深かったし、平成最後の年、失われた30年の軌跡をたどるような経済ドラマとしては、面白かった。

銀行に就職すれば、一生安泰・・・みたいな風潮も、ここへきて、かなり崩れてきたようで、(私の地元最大の)地銀のフロントは、パートのおばさんばかりである。
紙幣や硬貨の印刷や鋳造も、儲けの一端で、無くなると、困る人も増えるだろうけれど、電子マネーという、コレマタ不思議な媒体に取って代わられようとしている。

日中、銀行にいるのは、ATMやら、ネットバンキングが使えない高齢者が、殆どのようで、この人たちは、減る一方だし、銀行業務に、もってこいなのが、AIなんだろうし、人手は、要らなくなりつつある業種なんだろうと思ったりしながら、視聴していたので、ドラマ的は、二の次?になってしまったんだけどね・・・。



ドラマ『琥珀の夢』

2018-10-07 21:21:21 | TV・ドラマ

連日、気温30度越え。
空気が、夏な・・・秋の連休。


一昨日、5日にテレビ東京で、オン・エアされたドラマ『琥珀の夢』。
明治・大正・昭和の時代を、国産ウィスキー製造に情熱を燃やした経済人の物語。

・・・たぶん・・・鳥井さんですかね?モデルは。
昔、『美酒一代』というドキュメンタリーを読んだことがあって、サントリーウィスキーの創始者の話だったと思います。

最近では、朝の連続ドラマでも、サントリーで、国産ウィスキーの醸造に成功した後、北海道で、ニッカウィスキーの醸造会社を立ち上げたもうひとりの物語だったような・・・(視聴していないので、詳細は、不明ですが)。


ドラマ前半の大正時代くらいまでは、面白かったのに、後半駆け足感が強くて、大雑把な印象。

折角、内野聖陽を起用したのに・・・。

ウィスキーの醸造過程を、もっと丁寧に、作ってくれたらよかったのに・・・。

・・・なのに・・・が続く、少し残念な出来になってしまいました。

スポンサーは、日本経済新聞社のようで、財界人を扱うには、適したスポンサーだし、例の『日経電子のバーン!』も新バージョンが、更新されたみたいだけれど、曹操の声・・・あってないよなぁ・・・とドラマに関係ない事を、突っ込んでみたり。


不思議だったのは、今まで、どちらか・・・といえば、温厚で優しい役柄には、あまり縁のなかったような生瀬勝久が、『優しいお兄ちゃん』役で、ホントに、優しそうだったことでした。

少し頼りないけれど、主人公を優しく支える中村梅雀の父親役、大阪のしっかりもんのお母ちゃん役の原田美枝子は、少し繊細すぎな感じでしたかね?

奥さん役は、檀れい。
この女優さんは、某・ビールの『金麦』で、男性のハートを根こそぎ持って行った?あのワザとらしい笑顔が魅力というか、女性からは、好かれない笑顔だと思うんだけれど、夫を信じ、応援して、最後は、病にて去っていく・・・という役柄を、印象に残ることなく、そして、あざとさ、わざとらしさだけが、印象に残りました。
まあ・・・美人ですけどね・・・???好みの問題かなぁ・・・一緒にいると、なんだか疲れそうな感じがするし?

2時間半の枠ながら、なんだか、未消化に終わったような・・・そんなドラマでした。
(それでも、テレビ東京は、こういうドラマ作ってくれるんで。他局より面白い気がしますね)



潜在意識の仕事?

2018-10-05 21:23:25 | TV・ドラマ

薄暗い曇天。半袖では、少しハダ寒いような・・・。

夕刻より、雨。



お昼少し前に、久々に食糧調達に出向く。ほぼ1週間ぶりくらいの外出。
1週間に一度くらいしか、外に出ないというのは、やはり、ヒキコモリなんだろうなぁ・・・と思っています。

市内東南のごく狭い地域を往復30分程度、車で、走ったりします。

本日の遭遇車両ナンバーは、7777/8888/1111/222

自宅を出てから、すぐに、フォー・セブンのナンバーに出会いました。


外出のたび、ほぼ、毎回?のように、出会うのが、フォー・エイト。

コレは、今年の夏に悩まされた『蜂(8)』を連想させられます。

『蜂に注意!ってことかいな?』

・・・そろそろ、新女王誕生で、ワーカー(働き蜂)は、もう寿命だろうしなぁ・・・。
スズメ蜂の活動も、徐々に終息していくのでしょうかねぇ・・・。

それにつけても・・・案外、ゾロ目ナンバーの車両って、案外多いみたいですね???

ゾロ目=エンジェルナンバー・・・

エンジェルさんたちは、一体、私に、何を伝えたいのでしょうか・・・。


郵便局へ出向き、近所の某・反日ショッピング・モールの時計店で、家人の腕時計の電池交換、地産食品店で、市内で(たぶん)一番美味しいと思う食パンが、置いてあったので、ラッキー!でした。
高額なうえに、量が少ないので、常時、置いてあるわけではなくて、本店は、駅西の駐車場がよくわからないので、私は市役所の駐車場を利用しているのだけれど、この本店も、開店している時間が、短かったり、休日が多かったりで、買いたいときに、買えない!という、なかなかに大名商売?なお店なのです。

野菜類と地玉子を購入して、この地産食品店にない食材を、別のスーパー迄、買い求めに行きました。
この某・反日ショッピング・モールのスーパーの食材は、ちょっと、危ない?というか・・・偽装だとか、オーガニックをうたっていながら、とんでもない副原料を使っている食品を販売しているモラルのないスーパー(どこでもそうなんだろうけれど、今時は・・・ココだけってことでもなさそうですが・・・)なので、ソレよりは、少しマシな別のスーパーに出向き、金曜日は、冷凍食品半額なので、冷凍ほうれん草2袋を購入。

その他、お豆腐やら、国産レモン、トマト、アボカド、アイスクリームなど、買い忘れた物なども買って帰りました。

自宅に戻り、キッチンと階段に、掃除機をかけ、拭き掃除をして、夕刻からテレ朝の『相棒』の再放送など、見ていたら、数年前、亡くなれた中川安奈さんが、ゲスト出演しておりました。

ドイツ人のクォーターさんで、エキゾジックな美貌の女優さんでしたね。

実は、2、3日前に、どうしても中川安奈さんのお名前が思い出せずにいたのです(やはり2、3日前に、吹越満さんの奥さんが、広田レオナさんだったよな?もうひとり、お顔というか雰囲気の似た女優さん、誰だったけかなぁ・・・)なんて考えておりましたが、思い出なかったのです。

そして、この拙なブログの中で、やはり2、3日前だったか・・・石原さとみと上戸彩の区別がつかん!なんてことを書きましたが、広田レオナと中川安奈も・・・私のアタマの中では、区別がつかない・・・というよりは、過去、同じ時期に、お二人が、別々に主演した舞台2作品を見たので、記憶が、重なってしまいました。

どうしても思い出せなかったひとが、偶然見た再放送の出演しておりました。

コレも、潜在意識が、どうでもいいような問いに対する回答をはじき出すために、普段は、殆ど見ない『相棒』の再放送をみせたのだとしたら・・・タイヘンな労力だったろうなぁ・・・と思います。


それにつけても、『相棒』って、時々、トランスジェンターが原因の犯罪をテーマに、変なドラマ作りますね。

神保悟志の大河内さんは、ホモだし、高橋由美子の雀蓮尼さんは、オトコ?だし、中川安奈は、レズだし・・・???

今月17日から、『相棒Season17』が始まりますね⇦毎年、結構、楽しみしていたりして・・・と言っても、私が、『相棒17』を視聴するのは、たぶん、来年の3月になってから。
毎週録画をしながら、番組終了後、まとめてみるのです。






2018年夏ドラマ③『遺留捜査』

2018-10-04 21:00:21 | TV・ドラマ

終日の曇天。

気温24℃でも、半袖では、肌寒い。夏の暑さを、身体が覚えているためでしょうかね?


糸村くんは、アスペルガー???なんでしょうかね。

糸村くんが、疑問を持つたびに、振り回される村木さん不憫。
(警察関係の)ひとの言うことは、聞かなくても、事件関係者の証言には、素直に聞き込むし?
単に、アスペルガーを装っているだけなんでしょうかね?

空気読めない???アスペルガーの糸村くんが、なぜ、遺留品に関わる人間関係が、わかるのか・・・が、ものすごく不思議です。

上司の戸田恵子は、他のメンバーは、呼び捨てなのに、糸村くんだけは、ちゃんと『くん』づけで呼ぶのは、何故なんでしょうか?

そして、毎回、事件を解決に導く発見をしておきながら、警察のひとは、彼の捜査能力を認めないのは、何故なんでしょうか・・・。

このドラマも結構、長いことやっているようで、お昼の時間帯の再放送などを時折みていたものの、ディティールについては、わかりません。

視聴していない放映で、様々な設定があるんでしょうな・・・たぶん。



相棒の杉下右京と同じ・・・疎ましさがあるのでしょうかねぇ・・・

『細かいことが、イチイチ気にかかる僕の悪い癖。』

制作が、同じテレ朝の刑事ドラマだからなぁ・・・。

アスペルガー系と思われる人物を、天然的に、柔らかく演じている上川隆也の演技力って、凄いものがあるのでしょうかね。
ちょっと、おネエが、はいっているような柔らかい口調なのに、自分の意思は、絶対通してしまい、他人には、全く従わず、我が道を行くというか・・・無理にそうしているのではなくて、むしろそちらが、自然体なので、周囲の人間は、彼を疎ましく思いながらも、許してしまう・・・というような・・・。

そういうひと・・・ひとりくらいは、周囲にいませんでしたか?
何をやっても、〇〇さんだから、仕方がない・・・という・・・所謂、天性の免罪符をもっているようなひと・・・。

糸村くんは、たぶん、天性の免罪符を手にいれたひとなんだろうなぁ。
(その天性の免罪符の中には、美貌とか、才能といった別物もあるようですが・・・どうも、コレらには、使用期限があるようで、いつか、枯渇するときもあるようなんですが・・・)

・・・って、ドラマとは、関係ない脇道にソレてしまいました。

ドラマ自体は、別段、フツーのドラマで、可もなく不可もなく・・・。

栗山千明が、ちとウザイですかね???