鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

『凪のお暇』ドラマ化だそうです・・・&2019春ドラマ:きのう何食べた?

2019-07-10 23:23:23 | TV・ドラマ

雨は、降らねども、梅雨寒続く・・・。

数か月前から、『凪のお暇:コナリミサト著・』が、今期の夏ドラマとして、実写化ということなんですが・・

 

まず、主役の大島凪に、黒木華、モト彼の我聞慎二約に、高橋一生・・・。まあ、ふたりとも、演技派な役者さんですから。

内向的な・・・という凪の性格では、黒木華なんだろうけれど。

高橋一生では、トシ取り過ぎだし?・・・このドラマの時間帯の前作『インハンド』の山下智久あたりだったら、適役なんだろうな・・・と思ったりして。

凪についても、過去に拙ブログにて、深田恭子あたりがイメージ的にぴったりなどと書いておりました。深田さんは、別のドラマでしたかね。残念。

でもまあ、石原さとみとか、配役されるよりは、まだいいか・・・と思ったりで。

 

隣人ゴンさんは、中村倫也らしい?ですが、コチラも、原作的(ヴィジュアル的)には、どうかとおもうけれど、中村さんも、演技派なんで。

 

それにつけても。

春ドラマで、意外だったのは、『きのう何食べた?』のシロさん&ケンジで、かなり原作に忠実で・・・佳代子さん(田中美佐子)だけが、ちょっと若すぎかな?と思ったのと、小日向さん(山本耕史)が、イメージではなかったものの、それなりに面白くまとめておりましたな。

それにつけても、内野聖陽の演じるゲイのおねぇ感が、半端ないですね。2年前だか、3年前だか・・・某・国営放送・大河ドラマで、徳川家康を演じていましたが、同じ人物だと思えないですね。

それだけ、芸域が広いってことなんでしょうね。

シロさん役の西島秀俊も、『空母いぶき』のイメージとは、真逆・・・というより、西島秀俊なんだけどね???

 

『凪のお暇』も『きのう何食べた?』も現在、連載が続いておりますし、たぶん、『きのう何食べた?』は、ドラマ化続編があるのでしょうけれど、『凪のお暇』は、視聴率によっては・・・というところが、微妙かも・・・。

 

 


寝落ち・・・/ドラマ:相棒Season17

2019-03-26 23:44:55 | TV・ドラマ


午前中は、どんよりとした花曇り・・・といった感じだったけれど、午後になって急速にお天気が回復。
そして、夜半から風が吹き始め・・・。

夕食が済んで、後片付けなど終えて、さて、日曜日にオン・エアされていた映画『相棒』の録画でも見るか・・・と思って、再生を始めて、間もなく、寝落ちしてしまいました。
目がさめると再生は、終了していました。

・・・考えてみれば、この映画は、映画館で観たのでした。

今年も、映画化するみたいですね。
いつまでも、テレビ朝日の看板ドラマでいて下さい・・・などと思いながらも、今期Season17では、二代目・花の里の女将・幸子さんが、卒業してしまいました。
残念ですね。

やはりご長寿番組には、レギュラー交代も仕方がないことで、肝心の相棒は、4代目か・・・。

噂では、主役の右京さんの絶大なチカラで、成り立っているらしく、まあ、人間関係も複雑らしいなどと、まことしやかに報じられているけれど、ダレがどうのこうの・・・というよりも、ドラマが、面白ければ、ソレでいいと思っています。

何のかんの・・・といっても、やっぱり『相棒』は、見てしまうんで。

Season17は、個性派女優の活躍が目立つ前半でしたかね?
遠峰小夜子さんとか、シャブ山シャブ子さんとか・・・。

希代の悪女・遠峰小夜子役の西田尚美は、舞台でも、よく見かけていて、近代能楽集に出演していた女優さんだったことを思い出しました。

新国立劇場だったかな?と思ったのだけれど、世田谷パブリックシアターでした。

2010年11月公演ということだから、9年くらい前ね・・・。

舞台での西田尚美は、透明感のある女優さんでしたかね?
そんな印象なんですが・・・たしか、能楽の『綾の鼓』を原本とした作品でした。


『相棒』の西田尚美は、作家の阿川佐和子に似ているような気がして・・・。

寝てばかりいるので、日々、記憶力も衰えて、ボケ老人マッシグラ・・・なのだなぁ・・・などと思った次第。




韓流時代ドラマ:逆賊 民の英雄 ホン・ギルドン

2019-02-18 22:33:44 | TV・ドラマ
春めいた週明け。


先月中旬くらいまで、テレビ東京の朝ドラマで、オン・エアされていた『逆賊 民の英雄 ホン・ギルドン』を視聴し終わりました。

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タイトル・ロールのホン・ギルドンを演じるユン・ギュンサン・・・と言えば、『六龍が飛ぶ』の(たぶん)六番目の龍・天才剣士・ムヒュル役が、印象的でしたね。
そのムヒュルの天真爛漫さを引き継ぎ、長身で、爽やか系のユン・ギュンサンならではのホン・ギルドンでした。

どんな理不尽な仕置きでも、抵抗することさえ許されなかった李王朝時代のの子として生まれ、後に、暴君・燕山君を、王の座から、引きずりおろし、王をすげ替えたホン・ギルドンの物語を主軸に、天から与えられたその怪力と異常な迄に早い新陳代謝と回復力をみせ、ヒトではなく生き残った『怪力童子』と噂されるのギルドンを子にもった父親のアモゲが、その商才を発揮し、平和な商工業都市を築く前半は興味をそそります。

しかし、特権階級の王族やアモゲが、時代の殺害した主人の未亡人の罠に落ち、亡くなります。
それまで、怪力童子のチカラを封印してきたギルドンですが、バラバラになった兄と妹を捜索しながら、父の築いた地盤をもとに、民衆の為に、立ち上がります。

生き別れとなったギルドンの兄・ギリョンは、幼い頃から勉学に勤しみ、逃亡中に、山奥に居を構えて隠棲していた両班の老人パク氏の臨終に出くわし、そのままパク氏を名乗り、ソン師匠と出会い、科挙を受験し、朝廷に仕える官吏になり、家族の復讐の機会をうかがうことになりました。

逆賊となった弟・ギルドンと宮廷官吏となった兄との連携プレーで、王権の反旗を翻します。


原作は、『洪吉童伝・許筠』
ハングルで書かれた最初の小説だとか・・・。

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この小説の作者である許筠(ホ・ギュン)を、別のドラマ『華政・ファジョン』の中で演じたのが、俳優のアン・ネサンですが、彼が、逆賊の中で、王を影で操ろうとするソン師匠を演じているのが興味深いところです。

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アン・ネサンは、目に特徴のある役者さんだと思うのですが、『イニョプの道』での気品に溢れた太宗(イ・バンウォン)役が印象に残っています。

また、『六龍が飛ぶ』で、ムヒュルの祖母役で、出演していたソ・イスクが、今度は、チョ参奉夫人パク氏役で、出演しているところが、興味深いですね。

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ソ・イスクは、この『ホン・ギルドン』では、かなり重要なキーパーソンとして登場しますが、底意地の悪さ、両班のプライド、息子への執着を、嫌らしいまでに、演じていて、かなりなものです。

他の韓流時代ドラマでも、いじめ役の尚宮なんかが、多いですかね?(奇皇后とか・・・)

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ドラマ『リーガルV』と『疑惑』に於ける米倉涼子の弁護士役

2019-02-14 23:00:23 | TV・ドラマ
 
世の中は、ヴァレンタイン・ディ。
チョコレートをはじめとするお菓子類を扱った特設コーナーは、パッケージだけ差し替えたホワイト・ディ向けのコーナーに変わるのは・・・今夜・・・。


2018年秋ドラマで、高視聴率だった『リーガルV』。

そして、先週だったか、先々週だったか・・・同じ、テレビ朝日の2時間ドラマ枠で、オン・エアされた『疑惑』。
どちらも、女優・米倉涼子が、弁護士役を演じていた。 

『リーガルV』は、『ドクターX 外科医・大門未知子』の流れを受けて、同じようなキャラクターを医学界から法曹界へチェンジ。
策略によって、弁護士資格をはく奪された小鳥遊翔子が、フィクサーとして、事件の真相を暴き出す 。

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・・・結局のところ、弁護士資格をはく奪された小鳥遊翔子が、法廷に立って・・・ということが出来ない・・・視聴者は、いまひとつ、スッキリしない。

次回のシーズンで、続編があるのかどうか、微妙なところかも・・・。


2時間ドラマの『疑惑』は、過去に、何度も映像化された松本清張の推理サスペンス?というか・・・。
このドラマでは、かなり知的なイメージの弁護士・佐原卓子を演じた。

2019年2月3日放送
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保険金13憶円を巡って、夫殺害の嫌疑をかけられた白河球磨子を、全くイメージじゃない黒木華が演じている。
米倉涼子の弁護士役は、まあいいとしても。
黒木華は、かなり・・・イメージが・・・と思わせてしまう。
そのギャップを狙ったのだろうが・・・なんだか、見ていて・・・(申し訳ないが)眠ってしまった。
どちらかと言えば、おっとりした大人しい普通のヒトを演じることが多かった黒木華であるが、この白河球磨子は、難関だったのかもしれない。
しかも相手は、米倉涼子である。
黒木華は、かなり分が悪かったのではないだろうか。
このひとは、大竹しのぶタイプの女優なのかも?
もしかしたら、今後さらに化けるかもしれないが、不発に、終わる可能性も無きにしも非ずってとこかなぁ?

で・・・どうなの?球磨子は、夫を殺したんですかね???その辺が、よくわからなくて、モヤモヤ。

故・松本清張の昔の作品を現代版としてリメイクだけれど、いかんせん、設定が古い。
公衆電話からの目撃証言が、結婚式の相談って・・・いつの時代なんだろう?
今は、ひとり1台スマートフォンを持つ時代なのに。結婚を控えた男性が、雨が降っているのに、公衆電話?とか。

昭和中期の小説の換骨奪胎が、うまく行っていないのは、どこの局も同じなのだろうか・・・。

どちらのドラマも、米倉涼子を見たい向きには、よいドラマだったように思う。
スタイルのよい米倉涼子の・・・普通のひとが、着ることが、難しいファッションは、見ていて飽きないし、あの服は、どういう構造になっているんだろう・・・とか。





年末ドラマ『陸王』

2019-01-29 22:21:20 | TV・ドラマ

2018年秋ドラマ『下町ロケット2』を録画していて、年明けから、見ていたのですが、最終回が、なんとお正月の特別枠で、放送されていたのを知らずにいました・・・今年の年末に、一挙に再放送してくれるでしょうか?TBSさん。

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・・・で、一昨年の秋ドラマになるんでしょうかね?『陸王』。
こちらも、年末の3日間にわたり、再放送してくれたんで、録画をして、最近、視聴を終えました。

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下町ロケットにしろ、陸王にしろ、空飛ぶタイヤにしろ・・・とにかく、池井戸潤の作品の醍醐味は、イチ中小企業が、大企業に、戦いを挑み、絶体絶命のピンチになりながらも、最後は、大逆転・・・というパターンが、爽快です。

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そして、何より、技術開発の面白さが、一番の魅力ではないでしょうか?
・・・過去に、ものづくり日本と言われた技術を持ちながら、低迷している日本企業の今後の在り方を、問う作品なのかもしれません。

私たちの身近にある日用品などにも、トライ&エラーを繰り返し、失敗の山を築いてきた企業努力が、形になっていることを忘れてはいけないのでしょう。

『陸王』は、行田の老舗の足袋屋さんが、マラソン・シューズを開発するお話です。
そのモデルとなったきねやさんの作った『MUTEKI』というスポーツシューズが、販売されているようです。

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利益優先の大企業・アトランティスは、アスリートを使い捨てにして憚らない傲慢さを前面に押し出してきます。

それに対抗する百年の歴史を持つ老舗のこはぜ屋は、シルク素材・シルクレイで、シューズのソールを作ることを思いつきますが、シルクレイを作ることができる唯一の企業は、すでに倒産の憂き目に。
ようやく特許をもった元社長を探し出し、顧問に迎えるも、製造機のトラブルで、生産不能に。
再開するための資金調達も難航を極め・・・。

負傷の末、再起を目指すランナーのために、中小企業が、一体となって、最後のシューズを作り上げます。

アスリートを喰いものにする大企業・・・それは、金銭至上主義となって、カネの亡者になり果てた日本人の象徴のようにも見えます。
しかし、その金銭がないと、即、経営危機に陥り、企業ブランドとして走るランナーもその舞台をはく奪される・・・純粋なスポーツさえも、金銭絡みといった現実が、そこにあります。
一番、純粋であるべき、スポーツにも・・・それは、オリンピックを始め、各スポーツ界の現状が、隠しとおせなくなった平成のお仕舞いに、相応しいドラマだったのかもしれません。

こはぜ屋のシューズを履いて、再起をかけて走るランナーには、ただもう走ることしかありません。
カネでも名誉でも、未来でもなく・・・ただ今を精一杯走ることが、そしてそれを可能にしてくれる一足のシューズがあれば・・・たぶん、他に何も要らなかったのかもしれません。

今週末、池井戸潤原作の『七つの会議』の映画公開が、始まります。

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こちらの作品も楽しみにしています。



『きのう何食べた?』②~テレビ・ドラマ化だそうです。

2019-01-28 22:23:24 | TV・ドラマ

朝は曇りがちで、鈍よりした冬空。
昼前頃より晴れて、穏やかな週明け。


よしながふみ原作の漫画『きのう何食べた?』が、2019年4月から、テレビ東京で、ドラマ化だそうです。
いつドラマ化するのかな?と思っていたけれど・・・製作は、テレ東さんのようです。

(↓最新刊です)
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物語は、ゲイ・カップル、シロさん(筧史郎)とケンジ(矢吹賢治)の食卓にまつわるお話です。

弁護士であるシロさんの家庭料理のレシピを中心に物語が、構成されていて、料理本として読んでも、物語として読んでも楽しめるシリーズです。

配役は、シロさん役・西島秀俊、ケンジ役・内野聖陽。

漫画のキャラクターのイメージとは、少しかけ離れているかも?と思ったりで。


以前、この拙なブログにも書きましたが・・・。

シロさん役には、堺雅人、ケンジ役には、豊川悦司というイメージでした・・・と言っても、記事にしたのが、9年前なんで。

ゲイのカップルなので、俳優さん同士の組合わせを考えてみるのも面白いかも???

(以降の記事は、妄想キャスティングです。実写版は、シロさんとケンジしか、掲載されていなかったので、妄想してみました)


シロさん     ケンジ
------------------------------------———-
竹野内豊     中村倫也     
高橋一生     松岡昌宏
佐々木蔵之介   ユースケ・サンタマリア
田辺誠一     滝藤賢一


どうしても、線の細い俳優さんのイメージになってしまいますが・・・。


シロさん唯一の女性のお友達の主婦の佳代子さん役は、堀内敬子。

シロさんの勤務する法律事務所の事務員さんの小山志乃さん役は、柴崎コウ。

ケンジのお勤め先の美容院のオーナーのヒロちゃん役は、片桐仁。


他にも、ゲイのお友達の小日向さん&ジルベールのカップルとか・・・。
ケンジの美容院の田淵くん役とか・・・。


4月のオン・エアが、楽しみです。



受信料払いたくない番組ばかり・・・の某・国営放送NHK

2019-01-13 15:50:50 | TV・ドラマ

くもりがちながらも、穏やかな日曜日。

昨日、某・国営放送の『さし旅』という娯楽情報番組が、オン・エアされていたので、何気なくみていると、あまり頭のよさそうでない女性アイドルと旬でなくなったお笑い男性タレントのふたりが、マニアックな旅をする・・・という内容で、秋頃、筑波山の紅葉マニアという番組もこのシリーズで、見ました。

看板の『さし』というのは、女性タレントの姓名の『指原』からきているようだけれど、とにかく、この女性タレントのバカさというか、無教養さが、全面的に押し出されて、発する言葉が、
『見れる(見られるだろうが・・・)』の所謂、『ら』抜き言葉の連発。
『すげぇ!』という感嘆詞しか、言わないのでした。

番組の看板しょってるんだから、もうすこし、まともな発言が、出来ないものか・・・と思いながらみていました。

少なくとも、国営放送なのだよ。
受信料取っておいて、この下品さは、いただけない。

マニアと呼ばれる大学のセンセイ、お寺のお坊さん、芸人・・・このひとたちは、フツーにマトモで、こっちのひとのお話で、番組は、成り立っていて、看板の『さしはら』というひとは、別に、要らないんじゃないだろうかとも思えるし。

この『さしはら』という女性タレントは、結構、某・国営放送NHKに起用されていたりして、サイエンス番組なんかにもゲストで出演していたりもするけれど・・・とにかく、頭が、悪いのか、頭が悪い演技をしているのかは、不明だけれど、下品極まりない・・・。

この30分番組って、どういう年齢層をターゲットにしているのだろうか・・・『ブラタモリ』の後の時間帯なので、その流れの後に、惰性で見る番組なのかもしれないが・・・。

人選間違っていないか?

あまりにも、下品すぎるし。
服装も高額な服なのだろうし、スタイリストも付いているのだろうけれど、安っぽくしか見えないところが、哀しいし。
たぶん、アイドル系ナントカ48系のみんな同じ顔をしたグループの頂上だったひとらしい(よく知らん・・・)が、それ程、美人というわけでもなく(どちらか言えば、疲れた顔をしているし、だらしない雰囲気がある)、やっつけ仕事感がアリアリで、見るのが苦痛になるけれど、マニアの人たちの話は、面白いので。

それにつけても・・・。
どうして、いつから、こんなに下品なテレビ局になってしまったのでしょうか?

製作サイドに問題ありそう(平均年収1600万円って、こういう仕事で、貰えるんだろうかね?)。

因みに、昨年の大河ドラマ『西郷どん』も、18回目で、挫折しました。
あまりにつまらなさに、見ることが、苦痛になってしまったので、のこりの録画30回分を消去しました(録画領域が、残っていないので)。


受信料を払ってみるまで、見る価値も無い番組なら、作らない方がマシかも・・・。




TVドラマ:犬神家の一族 2018

2018-12-30 13:47:06 | TV・ドラマ

晴れたり、曇ったり・・・。
強風が吹いたり、ぱったりと止んだり・・・。

寒い日曜日。


1週間くらい前に、フジテレビでオン・エアの『犬神家の一族』を視聴しました。

金田一耕助役のアイドルさんが、酷評されておりましたので、少し先入観がありましたが・・・。

はい・・・。たしかに・・・。
アイドルさんが、どうこう言う前に、昔の映画化、ドラマ化が、凄すぎたんでしょうかね?

かつては、石坂浩二、古谷一行などが、演じた、金田一耕助ですが・・・。

金田一耕助に限らず、昭和の大女優であった高峰三枝子が、偉大すぎて、黒木瞳は、完全に位負け。
名家の奥様には、程遠く、なんだか、場末のバーのママさん感が否めない。

現在で、犬神松子を演じることのできる女優って、誰かいるかな・・・?と思う。
演技がどうの・・・というより、あの大財閥の長女で、品格を備え、鬼なる・・・という・・・あの凄みというか・・・。
TBSのドラマの京マチコも負けてなかったよなぁ・・・(それだけ、過去の女優は、重厚さ、格調たかさが、あったということだろうか・・・)

そう、『犬神家の一族』の主人公は・・・犬神松子でなければならない・・・。
野々宮珠代は、添え物にすぎないし、その野々宮珠代が、(言い方が悪いけれど)まるで、ガキ。


学芸会の延長・・・と評されるのも無理ならぬこと・・・(これは、主役の金田一耕助のアイドルさんに集中砲火だったのだけれど・・・彼だけではないと思います)。

脚本も、野々宮珠代が、犬神佐兵衛の本当の孫だという・・・たぶん・・・ものすごく重要な設定もすっ飛ばし、犬神三姉妹の母親の待遇も映像化されていなかったので、青沼菊乃、静馬親子への恨みの動機付けも薄い。

全てにおいて、中途半端なんですけど・・・。

そして、極めつけ・・・。

原作の横溝ワールドの・・・あの、おどろおどろしいまでの・・・旧家の因縁の重さと品格が、まるで、無く、薄っぺらな・・・あのだだっ広いだけの犬神家の大広間が、物語の全てを象徴しているかのように思えるのでした。

時代背景も、衣装も、全て、作り物感がつよく、切り貼り感とハリボテ感満載の安物の『犬神家の一族』でありました。

ドラマでも、昭和も遠くなったなぁ・・・と思ったりしました。



某国営放送:大河ドラマ・西郷どん

2018-12-10 23:10:10 | TV・ドラマ

一気に、真冬に突入した感のある週明け。
最近は、季節の進み方が、極端で、緩衝材的季節の春と秋が、極端に短くなってきているような気が・・・。


今週末あたり、最終回なのかな?
ドラマ導入部(今年の1月~2月放映分)を視聴。

まず、(非常に)つまらない・・・。

西郷さん役の鈴木亮平は、いいと思う。ヴィジュアルも漢(をとこ)気もあって。
島津斉彬役の渡辺謙も、出てきただけで、ショットの雰囲気を変えてしまうあたり、格が違う・・・というか・・・(初回で、火薬の試験中にカステラ喰っておりましたが、そのカステラが、もうとても美味しそうで・・・)。

でも、脚本がつまらなくて、45分間、見ていられないので、途中で、止めたりして、コマ切れにして、なんとか6回迄見た感じでは、どうにも、こうにも、つまらない。

原作がそうなのか、脚本家の勉強不足なのか、他に、時代考証をチェックするシステムがないのか・・・、わらないけれど、幕末のあの時期に、西郷さんの3番目のイトどん(黒木華)が、『自由』なる言葉を使うのは、非常におかしい。

自由は、福沢諭吉の出現を待たねばならないし、たぶん、あの時代の鹿児島に、『自由』という言葉は、なかったはずだし。
また、於一(のちの篤姫・天璋院/北川景子)が、御前試合での相撲観戦で、賭けをし、戦利品の菓子を、大口をあけて食べるシーンにも、閉口した(たぶん、この先の展開から、於一のキャラクターの伏線なのだろうけれど、因みに、北川景子の喰っていた菓子は、あまり美味しそうに見えなかったが・・・)。

まだ導入部だし、今まで、録画したのだから・・・と思い、もう少し見てから、この先、終わり迄、見られるかどうか、決めようと思っている。

でもなぁ・・・。
視聴率が、悪かった昨年の『おんな城主 直虎』の方が、まだマシだったような気がする。
一昨年の『真田丸』も、紙おむつをした赤ちゃんのシーンがあって(私は、全く気が付かなかったのだけれど)、アレは、アレで、まあまあ・・・だった・・・というより、前半は、面白かった。


歴史ドラマでも、嘘偽りの某・国営放送のNHK。
一応、国営放送の看板背負ってんだから、ソレなりに、正しい(といわれている)日本史のドラマを作ろうって気は、全然ないのか・・・とドラマ制作のポリシーなんてものは、とうの昔に捨ててしまったのか?

信じてたのに・・・。常に、事実を報道する正しい放送局だと。

事実ではない報道と情報を発信し、国民を、洗脳した悪名高き放送局・・・ソレを知って、何故見ていてる・・・と非難されそうだが、家人が、受信料を支払っているし、批判するなら、見ないことには、批判もできないからね~~~???(屁理屈だね)

国民から、むしり取った受信料で、番組を制作するなら、きちんとしたものを作ってね・・・。

もう解体するしかないんじゃね?放送法も改正しないとダメかもね?

ドラマ評と乖離してしまった・・・すみません。



韓国時代ドラマ:七日間の王妃

2018-12-05 00:12:05 | TV・ドラマ

先月迄、放送していた20回分の視聴を終えました『七日間の王妃』。

時代的には、かの『宮廷女官チャングムの誓い』の少し前。
王様(中宗)が、まだ王位を継ぐ前のクーデーター迄、即位して、王妃シン氏が、宮廷を追放されるところまでとその後日談が、最後に数分間。


少し前に、放送されていた『師任堂(サイムダン)色の日記』で、かなり卑怯で、日和見的で、猜疑心の強い、小心な王様(中宗)をみたばかりだったので、このひとの青年期のラブ・ストーリー的時代ドラマということで、かなりギャップが・・・。

最近の韓国の宮廷モノは、両班の令嬢や宮廷の王女が、縦横無尽に、変装し、公道を出歩き、駈けずりまわり・・・なんてことが、実際、あの時代、出来たのか、出来なかったのか・・・。

そして、演じる若い役者の耳に、ピアス穴。

男女を問わず、髪型もだいぶ、緩いようで、勝手気ままに脚色している感があって、何処かの国のアニメーションとか、そんな雰囲気で、あまり史実に基づいているものでも無さげ。


私の韓国時代ドラマ(現代ものは、見ないけれど、『師任堂』は、現代と15世紀が、交錯している物語であったけれど)の始まりは、『宮廷女官チャングムの誓い』だったのだけれど、コレがスタートだったのですが、チャングムが、15年くらい前の作品だったし(実際に全編見たのは、放映後6,7年後になります)、史実中心から、創作性に変化しているのかもしれません。

この王妃シン氏は、『師任堂』にも登場し、サイムダンのお隣の住んでいたという設定でした。

王妃シン・チェギョンの世間知らずで、純粋な心に、若き日の中宗・晋城大君とその異母兄であり、暴君と化した燕山君は、引かれていきますが・・・。

とにかく、チェギョンは、でしゃばりで、不器用で、面倒臭い女だと、晋城大君に言わせています。
この女人のキツイ性格も、最近の韓国時代ドラマに多いような気がします。

取り立てて面白かった訳でもなかったのですが、ダラダラと見続けてしまいました。

時代が被るものとして、『女人天下』がありますが、そのドラマの中で、文定王后と死闘を演じる敬嬪パク氏を演じたト・ジウォンが、晋城大君の実母で、出演していて、こういう陰謀を巡せる大妃役は、合っているなぁ・・・
あの名台詞『メイヤ!(なんだと)』を思い出し、綺麗で、儚げで、気難しい大妃役だったし、敵対する継子の燕山君との微妙な関係がなんとも・・・。

燕山君役のイ・ドンゴンも、暴君役にしては、繊細すぎた気もしますが、比較的おとなしい暴君役でしたかね。

それにつけても、晋城大君の設定が、あまりにも、ブっ飛んでいて、別にどうでもいいか・・・とさえ、思ってしまい(別にどうでもいいんですけどね・・・)。