曇りがちながらも晴れ間も。最高気温28度。夏日。
夜から雨。この雨を境に明日は、気温低下。冷たい雨の一日になり、一気に秋が加速するという天気予報。
暦の上では、寒露。
母の四十四回目の月命日。
珈琲とお彼岸の御供にいただいた焼き菓子を仏前に供する。
このところ、墓所参りも足が遠のく。
川沿いの崖っぷちにある墓所で、やぶ蚊なども多いので、気温の高い日や風の強い日は、結構、大変。
もう少し涼しくなったら・・・と思っているのだけれど。
物理的に、母のお骨は、あの寺のあの墓の中にあるのだけれど、未だに、母がお骨になってしまった感は、全くなくて、実家に戻れば、母が居るのような気がするし、それだから、この雷都の家は、なんだか、仮の住まいのような気がしてならない。自分の居場所ではなくて、これからあと何年ココにいるのかはわからないけれど・・・そんな感じがする。まだまだこの地には、馴染めないでいる。
空気、水、土、気温、湿度・・・なにより、旧居住地は、木々に囲まれていたから、静かだったし(もっとも、ここ十年くらいは、道路や住宅などが出来て、多少はうるさくなったけれど、現居住地とは比較にならぬ静かさだ)、キジバトもヒトを見れば、逃げていくのに、街中のキジバトは人馴れしていて、人間の居住空間にまで、入り込んでくるのには閉口した。
住宅密集地でもあるので、隣家からの聞こえてくる些細な音にも、心が休まらない。
いっそのこと、全窓を二重サッシにしたいところだけれど、先立つモノ(money)も心細い。
そんなこんなしているうちに、来月で、雷都移転1周年だし・・・。
もう一年も経つというのに、相変わらず、ダンボールの箱に囲まれて暮らしている。
とにかく、この部屋の間取りが、かなりレイアウトしずらいので、未だに、大型のラック購入など二の足を踏んでしまっていて、片付かなさにイライラする。
それでも・・・。
ここに住むことに決めたのだから・・・。
毎日思うけれど、母に会いたい。そして、最後のお別れをちゃんと言いたいし、恨み言もいいたいと思っている。
そんなかなわぬ願いをしつこく思い続けているあたり、相変わらず、進歩のない馬鹿脳だしな・・・と嗤うしかない。