8月21日(日)雨
降りしきる雨に明けた日曜日は、終日降り篭められた。
午前中、パパに来てもらってお盆の掛軸と回り灯籠を片づけてもらう。
夫の死後、盆、正月の飾り付けも後片付けも、すべて一人で引き受けてきた。
今も一人で全部出来るのだけれど、数年前から近くに住む長男一家に頼んでやってもらっている。
かくて、取るに足らない一族のささやかな家庭行事の準備は、確実に世代交替を果たし、私は深い安堵の中にいる。
お昼過ぎに、北海道足寄の美和子さんから地元でとれとれの玉蜀黍(とうもろこし)が届けられた。
わおっ♪
昨日穫れたばかりの玉蜀黍が、エアカーゴで空をひとっ飛び!
ヤマト運輸のクール便で、今日我が家に届けられた。
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8月20日(土)雨のち曇
大阪から朝帰りし、桔梗が丘駅前の近鉄百貨店で少しお買い物をし、帰宅後休む暇なく名張市勤労者福祉会館に向かう。
毎月恒例の、「名張市がん・難病相談室」の開設だ。
市内の大為陶器店さんから贈られた【不惜身命】の額を出し、瑞枝さんから頂戴した桜花爛漫の押絵の額を並べて飾る。
会議室の外に看板を出し、パソコンとジェットプリンタをセットする。
電話機の子機をロッカーから出した途端に、ベルが鳴った。
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老女の闘病日記・日に新た日に日に新たなり
人はなぜ、病むのか?人はなぜ生きるのか?なぜ、死ぬのか?