♪沖津藻の名張の里の、パワースポット！

１２月１０日（土）晴

風が冷たい。
お昼前、病友の若旦那こと西川くんから電話をいただいた。
「例の、パワースポットに行きませんか？　そのあと、蕎麦屋の「けいた」に行きましょう！」

そうだ、忘れていたわ。

今を去る４月のこと。
広島のがん患者会「びわの葉の会」の松田勇会長に招いていただき、広島に講演のためお邪魔した。
その折、東大阪からはるばる広島まで聴講に来ておられた方と帰りの新幹線が一緒になり、興味深いお話を聞いたのだった。

「名張は古い土地柄なので、とても強い力を持ったパワースポットがありますよ！　平尾の宇流冨志禰（うるふしね）神社の最初の鎮座の場所がそうなんです…」と。
さっそく平尾の住人・西川君に訊ねたが、「そんな謂れは、知らない」と。

ご両親も周囲の皆さんも「知らない」と。

神社の宮司さんに訊ねてやっと分かった、と。

中に人が入れないように

　　　　　　　　　　　　　

大岩の上にクヌギかナラのの大木が根を張り巻き付き、枯れ葉に覆われて一見ソレとは分からない。
延喜式内社を標榜するほどに古く由緒のあるこの神社が、一番最初に鎮座なされた場所が、この大岩の上だったという。

「ほんとうに、強い地力があるのです」