
8月12日(木) 雨
朝から、篠突くような激しい雨が降り、お盆の帰省を決めた次男にメールを打った。
「ひどい雨ですね。 帰省も墓参も止めて、次の機会にしてはいかがですか?」、「既に、名張に向けて走行中です‼ 明日も激しい雨なら、お墓参りは考えます」
折よく小止みになったころ、「ばぁちゃん、ただいま!」と、四孫が帰ってきた。
玄関の横に置いていた発泡スチロールの空き箱の裏に、蝉の抜け殻が残っている。
「高校生になったら習うと思うけれど、世界初の長編小説『源氏物語』に空蝉の巻があるの。 空蝉って、蝉の抜け殻のことなんだよ」、「へぇ~、そうなんだ!」
祖母に、上手に相槌を打ってくれる。
有難い中学1年生である。

今日の夕ご飯は、チーズのっけのハンバーグ。
合挽きミンチに牛肉の小間切れを根気よく刻んで混ぜ入れた。
デミグラソースも好評であったけれど、焼き方が不味くて失敗作。
なのに、皆が「美味しい♪」って。
こういうの、『美しい嘘』と言っても良いんだよね。(恥;)

食後に宿題をしている四孫に、就職の決まった三孫が付き合っている。
いつしか、二人仲良くパソコンで音楽を聴いている。
・・・時代なんですね。

激しい雨の中、今年もまた、芙蓉の花が咲いた。
夫が実家から枝を持ち帰り挿し木で育てた、二人の内孫の記念樹が二輪♪
『雨ニモ マケズ 風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ』
丈夫ナカラダヲモチ』
そう。
元気が一番!
世界中の皆が、新型コロナに負けない丈夫な体を持てば、ウイルスは退散するしか、ない!!
お孫さんとの心通う時間・・・いいですねぇ。
記念樹が夏から秋にかけて五弁の大咲かせる咲かせる「芙蓉」というのもいいですね。
葉っぱやおしべを見ればすぐわかるのですが、花だけを見ると槿と芙蓉はよく似ていますし、淡紅色や白の花だと見まちがうことがあるかもしれませんね。
私も先日「酔芙蓉」の思い出を記事にしましたが・・・
わが家には記念樹が多く、芙蓉の木は亡夫の実家の裏木戸あたりに美しく咲いているのを挿し木したものです。
ほかに、気管支の弱い孫のために花柚子(金柑を買いに行き花の香りに魅せられて…)、福岡の孫のシークヮーサー、など我が思いは孫たちに伝わってはいないようですが。