9月5日(木) 晴
午前9時の急行で、名張へ朝帰りをし、まぶしい太陽の光を浴びて、雨戸を繰る。
下りの急行とあって、大和八木を過ぎたら乗客はほとんどいなくなり、広い車内に、さくらがただ独り…
予定があるとはいえ、昨日も今日も朝帰り。
およそ【余命半年】を覚悟した多重がん患者の日常とは、思えないね。
昨夜は二次会のあと、マッサージを受けて寝たのが午前3時過ぎ。 約4時間の睡眠とあって、いささか眠い。
21年前、体重39キロにやせ細り、友人たちに、「もう、彼女はダメだわ…」とご心配いただいたあの日の私は、今やどこにも居ない。
体重は52キロから落ちないし、血液検査も月内血糖値が少し高い以外はオールクリアだ♪
なぜ? なぜでしょうね?
多分、「どなたかのために何かの出来る幸せ」をいつも探して生き、【我がまま・有るがまま】に暮らし、感謝の気持ちを忘れずにいるからだ、と思う。
大阪マルビル・大阪第一ホテルの元オーナー、吉本晴彦さんが、以前さくらに贈ってくださった言葉を、折々に思い返す。 「あなたが今も生かされているのは、【忘れる、感謝する、尽くす】という、このことを実践しているからだよ」と。
過去の闘病の辛さを忘れ、すべてのヒト・モノ・コトに日々感謝し、後に続く皆さまのために尽くす。 そんな日々の取り組みが、がんにも、難病・大病にも打ち勝つ 【自己免疫力・自然治癒力】を活性化させてくれる。
吉本晴彦さんの洞察力と至言を、心に刻み直す。
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