さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪岩手応援! 心をこめて、ばっきゃ味噌を作る…

2011年03月26日 19時30分51秒 | さくら的非日常の日々
3月26日 (土) 

信じられないわ、だって晴れてはいるのに、粉雪が舞ってる。
被災地の寒さ、冷たさは、いかばかりでしょうね。

お昼過ぎに、野菜を届けにきてくださった友人の香代子さんと、開口一番被災地の話題になった。

「これ、震禍応援・別財布なのよ」
「あたしはまとめて、NHKの口座に振り込むわ」

まだまだ被災地への義援金は足りませぬ。
「がんばれっ!、がんばれっ♪」
言葉を覚えた2歳10か月のげんかいが言うそうだ。

げんかいの言葉に託して、彼の地の皆々さまにエールを贈らせていただく、昼下がり。
…自分の無力をせつなく思う。



          

夕方、庭の築山の蕗の董を袋にいっぱい摘み入れて、香代子さんは帰っていかれた。
「福島の、直接被災地でないところの方々も、青菜や蕗の董など食べる気になれないのでしょうね」
「風評被害。 …なんか、つらい、ね」



          

さくらも少し採って、ばっきゃ味噌を作ろうと思う。

東北大好きのさくらは、とりわけ岩手に思い入れが強い。

この地に住んで【北人霊歌】を発信し続けた、姫神のリーダー・星吉昭さんにぜひお会いしたいと思いつつ、氏が2004年にがん闘病の過程の心不全で逝かれたことで、敢え無くなってしまったが。

星さんを知ったのは、NHK-TV『にっぽん点描』のBGMがきっかけだ。
当時、NHK津放送局のディレクターでいらした松尾学さん(現・NHK『Bizスポ』チーフ)が、東海4県向けに『がん・支え合う患者たち』というNewsドキュメンタリーを作ってくださった。

この反響が大きくて、その後リメイク版が全国Netの『こんにちは奥さん』や前述の『にっぽん点描』で放送されたのだった。

このとき、『にっぽん点描』のバックに流れていたのが、姫神の『十三(とさ)の砂山』だった。

リリカルでやさしくて、どこか大らかなメロディラインに魅せられて、好きになった。

その岩手・花真木の大沢温泉で、ばっきゃ味噌を買った。
地元のばっちゃの手づくりだと聞いた。
つくり手は、いまもお元気だろうか?

           


茹でこぼし、アクが抜けてほろ苦さの残るのを、花も葉も茎も細かく刻み、ぎゅっと絞ってばっきゃ味噌を作る。




赤だし味噌、新屋養蜂場の蜂蜜、みりんをとろ火で煮ながら、絞りあげた蕗の董を混ぜ入れて煮詰めて、出来上がり♪

おおー、おいしい。
彼の地のばっちゃ方の無事と安寧をねがい、額づいてお仏壇に供える。

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2 コメント

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♪分かった! (さくら)
2011-04-08 00:04:41
>小額ですがわが身の幸福に感謝し、東北の方々のために、雪の中募金活動をしてくださっている、主婦と思えるご婦人に頭が下がる思いでした。

↑今日7日の大阪城観桜会に、あなたが持参なされた寸志の袋のワケが分かったわ。
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手ずくり (かー)
2011-03-27 06:00:56
本当に寒い1日でしたね。長男の1人暮らしする、茨木市も雪混じりの天候のなか、日赤の募金活動が行われていました。小額ですがわが身の幸福に感謝し、東北の方々のために、雪の中募金活動をしてくださっている、主婦と思えるご婦人に頭が下がる思いでした。今朝から私も友人にいただいた、大豆をたいています。亡き伯母がよく土間の火鉢でたいていたように。干しえびを今日は入れました。
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