
3月26日 (土) 

信じられないわ、だって晴れてはいるのに、粉雪が舞ってる。
被災地の寒さ、冷たさは、いかばかりでしょうね。
お昼過ぎに、野菜を届けにきてくださった友人の香代子さんと、開口一番被災地の話題になった。
「これ、震禍応援・別財布なのよ」
「あたしはまとめて、NHKの口座に振り込むわ」
まだまだ被災地への義援金は足りませぬ。
「がんばれっ!、がんばれっ♪」
言葉を覚えた2歳10か月のげんかいが言うそうだ。
げんかいの言葉に託して、彼の地の皆々さまにエールを贈らせていただく、昼下がり。
…自分の無力をせつなく思う。

夕方、庭の築山の蕗の董を袋にいっぱい摘み入れて、香代子さんは帰っていかれた。
「福島の、直接被災地でないところの方々も、青菜や蕗の董など食べる気になれないのでしょうね」
「風評被害。 …なんか、つらい、ね」

さくらも少し採って、ばっきゃ味噌を作ろうと思う。
東北大好きのさくらは、とりわけ岩手に思い入れが強い。
この地に住んで【北人霊歌】を発信し続けた、姫神のリーダー・星吉昭さんにぜひお会いしたいと思いつつ、氏が2004年にがん闘病の過程の心不全で逝かれたことで、敢え無くなってしまったが。
星さんを知ったのは、NHK-TV『にっぽん点描』のBGMがきっかけだ。
当時、NHK津放送局のディレクターでいらした松尾学さん(現・NHK『Bizスポ』チーフ)が、東海4県向けに『がん・支え合う患者たち』というNewsドキュメンタリーを作ってくださった。
この反響が大きくて、その後リメイク版が全国Netの『こんにちは奥さん』や前述の『にっぽん点描』で放送されたのだった。
このとき、『にっぽん点描』のバックに流れていたのが、姫神の『十三(とさ)の砂山』だった。
リリカルでやさしくて、どこか大らかなメロディラインに魅せられて、好きになった。
その岩手・花真木の大沢温泉で、ばっきゃ味噌を買った。
地元のばっちゃの手づくりだと聞いた。
つくり手は、いまもお元気だろうか?

茹でこぼし、アクが抜けてほろ苦さの残るのを、花も葉も茎も細かく刻み、ぎゅっと絞ってばっきゃ味噌を作る。

赤だし味噌、新屋養蜂場の蜂蜜、みりんをとろ火で煮ながら、絞りあげた蕗の董を混ぜ入れて煮詰めて、出来上がり♪
おおー、おいしい。
彼の地のばっちゃ方の無事と安寧をねがい、額づいてお仏壇に供える。


信じられないわ、だって晴れてはいるのに、粉雪が舞ってる。
被災地の寒さ、冷たさは、いかばかりでしょうね。
お昼過ぎに、野菜を届けにきてくださった友人の香代子さんと、開口一番被災地の話題になった。
「これ、震禍応援・別財布なのよ」
「あたしはまとめて、NHKの口座に振り込むわ」
まだまだ被災地への義援金は足りませぬ。
「がんばれっ!、がんばれっ♪」
言葉を覚えた2歳10か月のげんかいが言うそうだ。
げんかいの言葉に託して、彼の地の皆々さまにエールを贈らせていただく、昼下がり。
…自分の無力をせつなく思う。

夕方、庭の築山の蕗の董を袋にいっぱい摘み入れて、香代子さんは帰っていかれた。
「福島の、直接被災地でないところの方々も、青菜や蕗の董など食べる気になれないのでしょうね」
「風評被害。 …なんか、つらい、ね」

さくらも少し採って、ばっきゃ味噌を作ろうと思う。
東北大好きのさくらは、とりわけ岩手に思い入れが強い。
この地に住んで【北人霊歌】を発信し続けた、姫神のリーダー・星吉昭さんにぜひお会いしたいと思いつつ、氏が2004年にがん闘病の過程の心不全で逝かれたことで、敢え無くなってしまったが。
星さんを知ったのは、NHK-TV『にっぽん点描』のBGMがきっかけだ。
当時、NHK津放送局のディレクターでいらした松尾学さん(現・NHK『Bizスポ』チーフ)が、東海4県向けに『がん・支え合う患者たち』というNewsドキュメンタリーを作ってくださった。
この反響が大きくて、その後リメイク版が全国Netの『こんにちは奥さん』や前述の『にっぽん点描』で放送されたのだった。
このとき、『にっぽん点描』のバックに流れていたのが、姫神の『十三(とさ)の砂山』だった。
リリカルでやさしくて、どこか大らかなメロディラインに魅せられて、好きになった。
その岩手・花真木の大沢温泉で、ばっきゃ味噌を買った。
地元のばっちゃの手づくりだと聞いた。
つくり手は、いまもお元気だろうか?

茹でこぼし、アクが抜けてほろ苦さの残るのを、花も葉も茎も細かく刻み、ぎゅっと絞ってばっきゃ味噌を作る。

赤だし味噌、新屋養蜂場の蜂蜜、みりんをとろ火で煮ながら、絞りあげた蕗の董を混ぜ入れて煮詰めて、出来上がり♪
おおー、おいしい。
彼の地のばっちゃ方の無事と安寧をねがい、額づいてお仏壇に供える。
↑今日7日の大阪城観桜会に、あなたが持参なされた寸志の袋のワケが分かったわ。