12月20日(日) 曇
1か月前に買い置いていたチューリップの球根を、やっと植えることができた。
やわらかい芽を出しているから、多分根付くと思うけれど、植え付け時期を大きく外しているので、「チューピップの神さま、お願いしますぅ」
中庭の花柚子に、太陽光発電の電飾を取り付けた。
27年前に、このようにひっそりと電飾を始めたのだ。
一人静かに、亡夫の鎮魂を祈り家族の安寧をねがう。
午後8時に入浴。
外には、満艦飾の電飾がきらめいている。
逝かれたあの方このひとの鎮魂を祈り、今日退院なされた病友、退院してリハビリにチャレンジしておられる皆さまの安寧をねがう。
お湯の中から不謹慎なさくら。 お許しくださいませ。
相変わらず体を動かし続けていらっしゃるのですね。
27年前といえば・・・
この間、さくらさんにとっては長かったので
しょうか・・
それとも仕事やお子さん達のことで忙しさく
意外に早く、短く感じられたのでしょうか・・・
その27年間・・・
「鎮魂」と「安寧」の思いとその輪が電飾と共に
こんなに大きく広がったのですね。
今年私はブログのお陰でさくらさんをはじめ、
多くの方々からいろんなことを教わりました。
物事を見たりそこに感じたものを表現することや
大局的な見方などもそうですがそのほとんどは
「他者への思い」です。
さくらさんの「思い」と「行動」を一致させる
姿に尊敬と驚きの連続でした。
そしてあらためて私はやっぱりまだまだ「洟垂れ
小僧」だと・・・
そこで洟垂れ小僧だからこそまだ向上する余地も
あるのだと殊勝(?)に・・自分に言い聞かせて
おります。
自分なりに充実した新聞記者の日々から、深い奈落の底に一気に突き落とされるような、抗がん闘病の毎日に向き合ったとき、自分にはもはや退路はないのだと腹をくくりました。
その時から、前へ、前へ。
患者会活動で、経験則の積み重ねに励み、それを後に続いて来られる病友がたの参考にしていただく取り組みが、25年続いています。
ご自分を低きに置き、洟垂れ小僧と自称できるあなた様の矜持がすっきりと潔く響きます。
ありがとうございます。
言行一致の生き方、これからも!
花柚子はまだありますよ。
早速収穫しなければ、瑞々しさが消えてしまいそう。