さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪ 今年最後の「名張市がん・難病相談」の来所者さんと、筆談で話が進む

2020年12月19日 23時56分07秒 | さくら的非日常の日々
12月19日(土)  晴

歳を重ねるにつれて、毎日が「あっ」と言う間に過ぎていく。(ように思う)
いや、実際、若いころの5倍速で過ぎていく。
だから、もう、師走の19日!

午後1時から4時まで、市の勤労者福祉会館の小会議室で、「名張市がん・難病相談」を開く。
電話相談が4件。 うち3件は何も言われずに切ってしまわれた。
残りの1件は、「相談したいんです」とは言うものの、電話番号などが残されていないので、返信のしようがない。

午後2時、72歳の男性が来所。 理路整然とご自分のがん履歴などを話された。
言葉が不自由とのことで筆談での会話になったが、意思を文字にして伝えることで、言いたいことが整理され、要領よく簡潔にまとめられる。
「お言葉が不自由な分、頭が働いて思うことが要領よく伝えられて、よろしいね」、「あはは、だから【がん】にはなってもボケにはならない!」

男性の明るさが、がんを弾き飛ばすように思われた。
                  
長孫の誕生日で、息子宅に行く。
「あら、ま。 地味なケーキやねぇ。 でも、なかなかおいしそう♪」、「これ、Hちゃんが作ったんです」

祝われる姉が、手づくりタルトで祝ってくれる妹を嬉しそうに褒めた。
お世辞抜きに美味しくフルーティなタルトであった。
                   
いつものように、キルティングの袋にみるくを入れて、行く。
今夜はなんだかご機嫌斜めで、息子がそばを通っただけで、「シャー!」と威嚇する。

「普段、鳴かないのに怒るときだけはシャーって」、「鳴かない猫。 だから、ネズミに舐められるんだよね」

みるくの機嫌が、いっそう悪くなった。
                     

深夜に気になっていた花苗を植え替えた。
『心病む 病友(とも)と選びし花苗を 快癒願いつ 深夜に植ゆる』

季節外れのカランコエと日本桜草。
厳しい冬を、果たして越えられるか。


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2 コメント

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あらためて健康に感謝 (fumiel-shima)
2020-12-20 17:24:58
さくらさん、こんばんは。

今年もあっという間に残すところほんの僅か・・
私も日々の時間を同じように感じて、今日の記事を
書きました。
病気の方と話す機会は少ないですが、病気に負け
ない・・と強い意志を持っていらっしゃる方の
言葉は大きく響くものですね。

健康に慣れ過ぎてそのありがたさを忘れがちに
ならないよう私たちも感謝して日々を過ごしたい
と思っています。
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同じ思いで・・・ (shimaさんへ♪)
2020-12-20 21:33:50
shimaさん、こんばんは。
いつも温かい励ましを、ありがとうございます。

今日のあなたのブログを拝読して、わたしも同じ思いでおります。
健常な日々と病む日常とは、紙一重。
いずれも、受け入れて、受け止めて、立ち向かう。
これに尽きると思います。

ありがとうございます。






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