
1月6日(木)
1月2日の『さくらブログ』に、「ひとりぞよけれ ひとりぞよけれ ひとりいて ひとりのひとをおもい」と、私の愛誦詩を掲げたら、多くの皆さまから、「私も独り暮らしなので、この詩を教えてほしい」、「NET検索しても見つからない」との質問が、今日に至るも相次いでいる。
確かに、この詩は『念ずれば花ひらく』のように人口に膾炙してはいないけれど、読み上げるたびに、まことに粛々と心に沁みる素晴らしい詩である。
そうして、ひとり生きることが嬉しくなる。楽しくなる。有難くなる。
「タンポポの本、坂村真民、殿村進」のワードで検索してみてください。
帯付きの美麗中古品も350円から出品されています。
是非、購入なされて身近に置いて頂きたい一書です。
掲出した画像は、私のPCに次男が貼り付けて行ったものである。
4人の子どもと4人の孫に恵まれて「ナニ、ひとりなものか?」と思われるかもしれないけれど、夫に先立たれこの先どのように生きてゆけば良いのか?と泣き暮らした28年前、「自分はひとりなのだ」と確信したのだった。
それだから、『タンポポの本』に出遇って心が救われた私であった。
難有り、有難し。
ありがとうございます。

著者の殿村進さんは、絵馬絵の第一人者で、穏やかに温かくまろやかで品のある画調が『真民詩』の素晴らしさを一層際立たせてくれる。
いつであったか、「真民先生、ほんとうに素晴らしいご本ですね」と申し上げたら、「ん? 僕の本かな?」といぶかっておられたけれど、表紙に「詩・坂村真民 画・殿村進」と謳った、紛れもない真民先生のご本である。
朴の木を愛しておられた真民先生は、お便りを特製の「朴木はがき」でくださった。薄いはがきであったり、板書のできる分厚いものであったり、頂戴するたびに、嬉しくなってお返事をたんぽぽ堂に電話してお伝えしたけれど(喜んでくださったけれど)、先生には鳩居堂の画仙紙に毛筆で心を籠めて、お届けするべきだったのかなぁ、と。
励ましのお言葉有難うございます。
さくら♪さんは月光仮面の様に困った時に現れて励まして頂く不思議な方なのです
こちらで喜びをお伝え致します。
有難うございました。