5月2日(金) 晴
とりわけ手先が器用で、工作に優れていたわけではない。
大学も工学部などではなく経済学部を専攻し、ご縁を得て今の会社で営業の仕事をさせてもらっている。
我が家の次男のことだ。
きっと、連れ添う【次女】(次男の妻)のしつけが良かったのだと思う。
むしろ不器用であった彼が、息子二人の手が離れてから、わが家の家の内外の修理やライトアップなどを、頼まなくても手掛けてくれて、本当に助かっている。
10年ほど前に、タンスの肥やしになっていた着物をリメイクしようと思い立ち、新聞広告の電動ミシンを買ったものの、やはり何かと忙しく、荷ほどきもしないまま仕舞ってあった電動ミシンを、縁あって和裁リメイクの教室「ちくちくうさぎ」で教えていただけることになり、勇んで箱から取り出したのに、「布抑えのバーが動かない!、ミシンが動かない!」
ちくちくうさぎの岡本先生にも見ていただいたけれど、「これは、治らないかも?」とおっしゃって、諦めるしかなかった。
でも、諦めきれずに、帰省した次男に相談し「預かって帰っても良い?」との答えに、半分諦め半分希望をつないで、待っていた。
LINEに入った連絡に、100㍗の電球が点灯した。
「分解掃除をして、ミシン油をさしたら、動いたよ」って。
王道の修理で息を吹き返した電動ミシン♪
さくら♪には、過ぎたるものが二つあり。 息子「まさき」と「としき」なりけり
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