
6月19日 (金) 
少し湿り気を帯びた朝の風が、窓のカーテンを揺らせて入ってくる。
爽やかな風の助けも借りて、今日こそは、し残した仕事を片付けなくては!
決意もあらたに玄関のチャイムを切り、電話のプラグを抜こうとしたその時、ベルが鳴った。
反射的に受話器に手が伸びて耳に当てると、Haと名乗る大阪の男性からの低いくぐもつた声を伝えてくる。
「
家内が大腸がんです」
「
大丈夫! まだ、近代医学に打つ術 (て) がありますよ!」
「
なんてったって、【 余命半年 】だった私が、17年!」
「
金つなぎのお仲間には、私より凄い病歴で勝ち抜いておられる方がたくさん!」
とさくらは、受話器の向こうのHa氏に言葉を尽くし、胸を張る。
そんな最中、電話の子機を片手に、片付けたベッドに寝転んで話している視界に、とつぜん人影が現れ、「 ひぇっ! 」
さくら@びっくりびっくり~!
ご近所のY子さんが、「 私の作った紫玉ねぎをどうぞ! 」 って。
「 チャイムが鳴らないけれど、バイクがあるし、お庭を覗いたらあなたの声がしたから… 」 って。
「 上がって待ってて! お茶しましょう♪ 」
Y子さんがお湯を沸かしてくださっている間にキャッチが入り、やはり大阪のHoさんが「 成人病センターから紹介されたんですけど… 」
「 あ、いま、別のお仲間と話し中なの。 よろしければ、30分あとに掛け直してくださる?」
午前中に3件立て続けに相談を聞いて、Y子さんの淹れてくれた新茶
のビタミン、ミネラル・フラボノイドを体中に行き渡らせ、傷ついた細胞修復が進むイメージを膨らます。

「 うふ。 あなたの 【寝ながら相談電話 】よ 」
Y子さんの写メを見て、あはは、あははは~♪
自宅での 【 屋内入院 】 を決めて、なるべく家に居る暮らしを初めて1週間。
いやぁ、ほんとうに良く電話がかかりますね!
・病友からの相談、愚痴、カミングアウト、嘆き。
・テレホン・マーケティング各社からの売り込み。
・金融商品の誘い。
面白いのは、「 ご主人はご在宅でしょうか?」 と、亡夫の名前をあげて訊ねた先物取引の会社。 「 ごめんなさい。 主人はいま出かけて留守なんです 」
あぁ、彼は来年17回忌を迎えるのですよ!
あはは、あははは~♪

少し湿り気を帯びた朝の風が、窓のカーテンを揺らせて入ってくる。
爽やかな風の助けも借りて、今日こそは、し残した仕事を片付けなくては!
決意もあらたに玄関のチャイムを切り、電話のプラグを抜こうとしたその時、ベルが鳴った。
反射的に受話器に手が伸びて耳に当てると、Haと名乗る大阪の男性からの低いくぐもつた声を伝えてくる。
「

「

「

「



とさくらは、受話器の向こうのHa氏に言葉を尽くし、胸を張る。
そんな最中、電話の子機を片手に、片付けたベッドに寝転んで話している視界に、とつぜん人影が現れ、「 ひぇっ! 」
さくら@びっくりびっくり~!
ご近所のY子さんが、「 私の作った紫玉ねぎをどうぞ! 」 って。
「 チャイムが鳴らないけれど、バイクがあるし、お庭を覗いたらあなたの声がしたから… 」 って。
「 上がって待ってて! お茶しましょう♪ 」
Y子さんがお湯を沸かしてくださっている間にキャッチが入り、やはり大阪のHoさんが「 成人病センターから紹介されたんですけど… 」
「 あ、いま、別のお仲間と話し中なの。 よろしければ、30分あとに掛け直してくださる?」
午前中に3件立て続けに相談を聞いて、Y子さんの淹れてくれた新茶




「 うふ。 あなたの 【寝ながら相談電話 】よ 」
Y子さんの写メを見て、あはは、あははは~♪

自宅での 【 屋内入院 】 を決めて、なるべく家に居る暮らしを初めて1週間。
いやぁ、ほんとうに良く電話がかかりますね!
・病友からの相談、愚痴、カミングアウト、嘆き。
・テレホン・マーケティング各社からの売り込み。
・金融商品の誘い。
面白いのは、「 ご主人はご在宅でしょうか?」 と、亡夫の名前をあげて訊ねた先物取引の会社。 「 ごめんなさい。 主人はいま出かけて留守なんです 」

あはは、あははは~♪
と調べてみたりしてましたが、健常な人にはならないって書いてありましたね・・・確かに。気をつけてください。皆様にOKOK大丈夫っていうてる分、実は人一倍怖がりの広野さん!なんですから。
ところで、一昨日のドックで2センチの卵巣腫瘍が見つかったので桃谷の病院へ行ってくださいって言われちゃいました。健康を自負していて病気には明るくないわたしですが、うんっ? これって悪性ならヤバイか!と思っていますが。
>2センチの卵巣腫瘍が見つかったので
とのこと。 これは正味、OK、OK!大丈夫ですぅ。
怖がり広野には、8㌢×11㌢の腫瘍があったのですよ!
毎週月曜が杉田部長の外来診です。
診立てをしっかりしてくださるので、早くかかってくださいね。
抗がん闘病は、【先手必勝】こそが勝因です。
がんは、「天があなたにくださったご褒美
もしや、時間がありましたら、「きっと良くなる」の発病前後を読み返してみてね。
正味、OK!大丈夫!!
お大事に、なされてくださいね。
しんぱいしています。
ありがとうございます。
さくらこと、気力は充実、体力もまだまだあるようにおもうのですけれど…
♪疲れを知らない子どものように…
あぁ、 解った!
さくらは、子どもなのですね!
子どもは、大人のおっしゃることを素直に聞かなければ。
いま、なるべく家に居る時間を増やして、今日の内に寝るようにしてはいるのですが…
いつも、優しいお気遣いをありがとうございます。