♪機関紙発送と旧友宅の一夜！そして、同窓会へ…

ふとんはピンクづくし　　　　　

10月15日は、大阪で機関紙21号の発送日。あいにくの雨にもかかわらず、25人ほどがご参加！
相変わらず、熱い、金つなぎ！

まずは、お弁当から始まるのも金つなぎ流だ。
おやつも、たっぷり…。うふふ～

午後4時に送付を終え、2階のカラオケ喫茶に移動。金つなぎ・カラオケ療法のスタート、お～！

もともと、会でカラオケなんぞ「するもんか！」と思っていたわたくし。10年前、初めての金つなぎツアーで伊勢志摩に行ったおりのことだ。
3日前まで自転車で走り回っておられた福井さんの肺がんが脳に転移。足は動かなくなり奥さんとお嬢さんの肩を借りて参加なされた。

夜の宴席で「会長さん、歌を歌わせてくれませんか。家内にお礼に…」。照れくさくて言葉にできないけれど、歌でぜひ…と舞台にいざり出た福井さんは、闘病しつつ越えて来た「夫婦坂」を、座ったままで切々と歌った。
♪この坂を越えたなら　幸せが待っている
　そんな言葉を信じて　越えた七坂　四十路坂…

不思議な感動と共感で、拍手が鳴り止まなかった。
「歌」っていいな！と思った。
歌うことで、心肺機能が強化される効果もあるし、なにより、歌うことで心が晴れる！
以来、「金つなぎ・音楽療法」は定番となり、クリスマスパーティやバス旅行などで、歌ったり聴いたり、また、歌ったり…

カラオケ療法を中座。雨の中を奈良に向かう。
高校時代の友人・中川夫妻の新居に、初のお泊りだ。
中川夫妻と、今夜一緒に泊めてもらう山ちゃんこと高井嬢らには、抗がん闘病の山坂を支え励まされ、越えてきた。
おかげで私は、13年もの長きにわたって生かされている。
彼ら彼女らへの報恩感謝の思いが、きのう今日の、がん患者会へのいささかの献身につながっているのだ。確かに…

中川夫人が客間に敷いてくれた布団はピンクづくし！「バスタオルもピンクよ！」
あ、有難い…


　 京都御所の瀕死のさくら

翌日は京都ブライトンホテルで、三重県立松阪高校第11期生100人の同窓会。
京都御所の隣に立つ豪華ホテル。散歩に出かけた御所の庭に、瀕死の桜木が…
皮（木肌のみ！）が螺旋状に巻き上がり、木皮の途中のか細い一枝に、たくさんの葉を茂らせている!!!

「きっと良くなる、必ず良くなる！頑張って!!!」
元気な、木の精の声を聴いたような氣がした。