🎵 「名張市政６５周年 市政功労賞のご受賞、 おめでとうございます」

４月１４日(日)　曇のち雨

午後、富貴ヶ丘老人クラブ・富貴の会会長の本小幸男さんと書記の森川武司さんが連れ立って来られた。

３日前に「折り入って、お伺いしたい…」と森川氏から連絡をいただいていたので、「もしや？　がんのご相談かしら？」と案じていたのだったけれど。

のっけから、「名張市政６５周年 市政功労賞のご受賞、　おめでとうございます」と祝意を述べられ、雨の中来てくださったお二人に、ひたすら恐縮するばかり。

ついては、「次の会報に紹介したいので、表彰額を持ったポーズ写真を１枚撮影させていただきたい」と言われ、ただただ、お断りさせていただいた次第。

自分が余命半年の多重がんを病み、同じがん・難病患者さんに寄り添いつつ共に学び、考え、勝ち抜いてきただけの闘病人生である。

名張市の、がん・難病相談の取り組み、がん講演会の開催など、継続の力に支えられてきただけの日々で、むしろそのことで自らが生かされてきたと言っても過言ではない。

結局、表彰額を撮影して帰られた。
申し訳ないことであった。


　　　　　　　　　　　　　　　　

お昼前に、病友のニシカワ君が来てくださった。
いつも前向きな彼は、今も大阪の企業に通勤しておられる。

脳腫瘍の後遺症で片麻痺を抱える彼は、積極果敢にこの片麻痺治癒を目指して治療法を捜し、数々取り組んでこられた。

退職を余儀なくされても、めげず、くさらず、へこたれず、次々に新たな仕事にチャレンジされる。
そんな彼の不屈の闘志にいつも声援を送り、それしかできない自分をひたすら悔しく思うさくらである。

今日は、訳あって１０万円の化粧品セットを２０００円で購入できることになり、兄嫁さまの母上の分を５セット引き取りに来られたのだ。

いつも仲良く思いやり深いニシカワ家のご家族に、今日もまた、「素晴らしいね♪」と感心する。

　　　　　　　　　　　　　　　　

団地の東側の市有地の法面に、住民の平尾氏(故人)が桜の苗木を植えて逝かれて、１０数年。
見事に育った桜並木に、死生観を確かめ癒されている。

昨年義妹の恭子ちゃんからいただいた鉢植えの八重桜を、ボランティアクラブのヤマムラ部長と渡辺さんとでこの土手に植え替えた。

夏には３日にあげず通って水やりをしていたら、前のお宅のモモチ氏が八重桜に通じる階段を作ってくださった。

雨の中、木製の会談に腰掛け、開かず眺めていたら、高さが３０㌢ほどの八重桜に、薄桃色の蕾が１００個あまりも！
本日４輪が花開き、たぶん満開は１０日ほど後になるかしら。

ありがとうございます。
嬉しい春です♪