♪必勝競馬と大阪城公園観梅会

３月５日 (土) 晴

昨夜のことだ。
「明日は自転車で行こうね♪」、「えっ？」。
はるちゃんの声が、心底暗くなった。

「明日はママがお出掛けで車に乗っけてもらえない。
だったら、自分で行くしかないでしょ？」、「えぇ～！」、「ナニ驚いてるの。ばぁばなんか今日は朝から雪降るなか、名張中をバイクで走り回ってたんだよ」、「…、分かった」。うふ、はるちゃん、納得。

日ごろ車に乗り慣れている孫には良い機会、と考え、ふたり、桔梗が丘駅まで２０分あまりを自転車漕いで行く。

暖かい、これ以上は望めない観梅日和。
大阪城公園は人でいっぱい。

いつもの撮影場所で、はい、チーズ♪
梅花・梅香に癒され、「また来年も！」と誓う。



梅苑に５本ほど点在する金つなぎのシンボル・ツリー「思いのまま」が、いずれも程よい開花の頃あいを迎え、皆で喜びあう。

前にいさもっちゃん、かーこちゃん。
後ろに玉ちゃん、いさもっちゃん友人、かーこちゃん友人。

願わくは、がん予後の日々が思いのままに過ごせますように！
梅花・梅香にいただくご加護を信じ、祈りつつ…




今年の昼食は、！ＭＰビル２６Ｆの「パノラマスカイレストラン アサヒ 」のランチ・プレート。（美味・安価♪）

総勢３８人の中には、節子理事のお孫さん（まなちゃん、ななちゃん）と、うちんチのはるちゃんも交じって、最高齢は浅田さんの８９歳、次いでエイ理事の７９歳♪

初参加の方、お久しぶりの方。
生きてて良かった、会えて良かった、このいのち。

話が弾んで全員の氣が満ちて、練られて、またそれぞれの心身に戻って行く。
だから、元気になれるんですよね！




本日のランチ・プレートは、コールドビーフ、おつくり、だし巻き、ビアソー、鶏胸肉のソテー、鮭の焼きもの、クリームコロッケ。
コーンスープ、サラダ、パン、コーヒー。　いずれも、素材が吟味されて美味。

これで１２００円！
お勧めですぅ♪

現役のころ、当時アサヒビール社長でいらした樋口廣太郎さん（現・名誉会長）にお招きをいただき、陪食させていただいたことがある。

樋口さんは、気配り・心くばりのひとである。
そのせいで、財界のみならず文化・芸術界に幅広い人脈を築いておられる。

その後病を得て、一線から少し退いてはおられるが、「お元気でいらっしゃる」と、『月刊・たる』の高山恵太郎社長編集長に、昨年うかがった。

あの、繊細にして剛毅な樋口さんのことだもの、病を繊細に、剛毅に、やり過ごして世のため人のため、もう一度ご活躍くださることを信じている。

あの日、福地茂雄・大阪支店長もご一緒してくださった。
福地さん、のちの同社社長にしてその後ＮＨＫ会長をも務められた、あのサムライ・福地さんである。

勇将の元に弱卒なし。
「いにしへの　しずのおだまき　繰り返し むかしを今に　なすよしもがな」（伊勢物語)。　

しみじみと、もの思う名張の夜。




名張から一緒に出かけた病友の西川くんの趣味のひとつは競馬である。
今日もスポーツ紙で、「第１８回 チューリップ賞(ＧＩＩＩ)」の情報をチェックして、さくらに「…やりますか？」と。

「今日は、美幸さんや黒ちゃん、優子先生や佳世子さん、祥ちゃんや六さん、フルタニさん、ほか抗がん闘病中の病友がたの必勝を祈って、全頭１００円ずつ買ってくれませんか？」

「？？、？、？…」

西川君にも泉本氏にも不思議がられたけれど、何が何でも、必ず勝ちに行く！
ぜったいに負けない、負けられない戦い。　それががんと私たちの、対峙する関係なのだ。

ＯＫ，大丈夫！
みんな、決して負けないから、ね！

結果は、一番人気のレーヴディソールが１着に走り込み、…やったねっ！
※１２００円の馬券を買ってもらって、配当は１１０円。　もとより、お金はさくらの関心の外にあり、目指すはひとつ、【何が何でも勝ちにいく！】

…やったねっ！




名古屋から、ニノちゃんのご主人がきてくださった。
在阪のご長女とお孫さんがご一緒され、まるで３人きょうだいのおもむき。（？）

名古屋からはほかに佳代さんも参加され、軽妙な仕切りで病友の心を和ませてくださった。