さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪亡き妙子姉さんの遺品の帯が、 ひときわ喜んでいるような…

2015年05月18日 23時06分20秒 | 猫のみるく的生活
5月18日(火) 晴、夜に雨降りしきる

毎日、行事が立て込んで、その間に息抜きのお遊びもあり、さくらの老いの日々は、今日もまた、慌しく過ぎた。

午後は、踊りのお稽古にすずらん台の西集会所に行く。
今週の日曜日が舞台なので、4人の連れ舞の所作がそろうように、拍子が合うように、ひたすら練習あるのみ♪

先月から、夏冬の衣類入れ替えを進めていて、思いがけないものが顔を出してくる。
先週、亡姉・妙子ねえさんの衣装箱に樟脳を入れ替えていたら、京都・西陣浅田綴謹製の夏帯が見つかった。

【爪掻本つづれ帯】の技法でで知られる、都・西陣浅田綴。 一本一本の絹糸を、完全な手仕事で織り上げ、とりわけ柄の部分は常に長く伸ばした爪先(中指、くすり指)にヤスリをあて、のこぎりの歯のように刻んでおき、下絵(図案)の通り緯糸を用い、模様の色糸を一本ずつ越し、その都度指先で緯糸を掻き寄せる。

同じ下絵を使っても職人により柄の表現が変わり、複雑な模様だと、一日数センチ程しか綴れないものもあるという。

桐箱に収められ、箱書きには特有の崩し字で「此の綴れ帯は 森香妙様のお好みにて…云々」と、亡姉の特注品であったことが読める。

宝石に付与されるような【鑑定書】が付いており、と言って、さくらが締めるにはもったいなく、西川先生にもらっていただいた。

帯が、所を得て喜んでいるようだ。

                      ◆

お稽古から帰ってすぐに、アピタのアップル歯科に行く。
月に1度の、歯周病外来♪

お若く、かっこいい、アカウンタビリティ抜群の片山暢仁ドクターに毎月お目にかかれるのは、患者としてはまことにうれしい!

「歯間ブラシ、うまく使えてますか? 痛いところはなかったですか?」、「ブラッシングがうまくいってるようで、歯茎もしっかりしていますから、3か月に一度くらい、経過を診ていきましょう」

「あ、お願いですから2か月に一度見ていただけませんか?」、「えっ、…いいですけど」

かくて7月に予約を入れていただき、さくら@すこぶる、うれし。



物置に作った【祈念の電飾】の収納棚野最上段に毛布を敷き、みるくのベッドを作ってやった。
今日も、度々家を留守にし、帰るたびに、みるくに声かけをして、ご機嫌を取り結ぶ。

「みるくちゃ~ん、今から、歯医者さんに行ってくるね。 お履行に留守番してて、ね♪」と、猫撫で声で声かけしたら、「あ~ぁ、またぁ。 勝手に行けば? …ふんっ」って、あくびで返された。




夕方から雨になりそうな雲行きなので、買い置いたイソトマとガザニア、ベロニカ・パープルエンペラーを鉢植えにした。

庭の片隅に亡夫が植えていってくれた深山苧環(三山おだまき)が、淡い桃色で興を添える。 

あぁ、お父さん♪
たまには、現身(うつしみ)となって、帰ってきてくださいな!、








  
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