さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪深夜に、伊勢浜島の伊勢えびを茹でている

2010年12月28日 01時50分34秒 | さくら的非日常の日々
深夜帰りのパパが、パソコンで宛名印刷をしてくれたけれど、肝心のキーボタンが見つからず、だから、ビスタは嫌いさ、と。

エクセルリストをワードに貼り付けるというなんか難しそうな…

さくらは、姪の静さんから届いたお歳暮の伊勢えびを茹でている。

日ごろ頼りないこの叔母を忘れることなく、姉の由美子さんともども折々に名産を贈ってくれる。

恭子ねえさんの娘たち、由美さんは、はや2人の孫持ちとなり、静さんも長男が就職した。

いずれもが「幸せなんだなぁ」と安堵する。


お正月に家族皆でいただきますぅ。



             


「一夜飾りはしないもんや」
だから31日には門飾りなどをしない。

「苦餅、苦労餅は搗かんもん」
だから、29日におもちを搗かない。

我が家のお正月には、忌み事が数多くあった。
電気土木請負業という危険と隣り合わせの家業であれば、致し方のないことだったと思うけれど、父親というひとは、母の実家の丁稚から見込まれて屋台骨を背負っただけあって、論語、中庸、四書五経に通じ、古今東西の裡諺、風習にも明るくて、私たちは父をウォーキングディクショナリー(生き字引き)と呼んで尊敬した。

だから年末年始も、故事来歴に始まり障子の張り替えひとつにも、北条時頼の母・松下禅尼が、障子の切り貼りを自らしてみせて時頼に倹約の心を伝えたという逸話が語られる、といった案配で。

迎春準備に亡父を偲ぶのひとこまである。


             


パパが掛け替えてくれた初日の出のお軸の前に、雌雄一対の伊勢海老を飾る。

我が家の客間の冷え込みようといったら、なんとマイナス零度以下で、冷蔵庫に入れているのとおんなじ。

みるくも興味を示さないし、安心してお正月まで飾っておこう。


             

気持ちはあれども、2階に上がって押入れの奥から三方を取り出す時間がない。
不敬を詫びつつ、朱塗りのお盆に奉書紙を敷いて飾りつける。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (清風)
2010-12-28 16:14:32
浜島はイセエビの名産地で、小生も志摩の旅館でイセエビを堪能した思い出があります。
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♪あけましておめでとうございます! (さくら)
2011-01-03 23:29:23
清風さま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

伊勢海老のまち・浜島では、たしか「伊勢海老まつり」がに賑々しく繰り広げられるとか。

なかなかに立派な代物でした。

私も一度、志摩の旅館で伊勢海老をいただいた記憶があります。
活けの伊勢海老、存在感が見事でした。
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