季節と遊ぶ 今日は何の日
第三回 きょうは何の日
東京・入谷朝顔まつり
入谷の朝顔
明治初期、入谷の十数件の植木屋が朝顔づくりを始め、年々大輪や珍花を咲かせ
評判になりました。都市化の波と共に大正2年に途絶えましたが
昭和23年、地元有志により復活した。
朝顔は別名「牽牛」といい、これは中華文化圏での名称でもあるが、朝顔の種が
薬として非常に高価で珍重されたことから、贈答された者は牛を引いて御礼をした
という謂れである
江戸時代には七夕の頃に咲くことと、牽牛にちなみ朝顔の花を「牽牛花」と
呼んでいたことから、織姫を指し、転じて朝顔の花を「朝顔姫」と呼ぶようになり
縁起の良いものとして鉢植えの朝顔が売り歩かれるようになった。
入谷朝顔まつり
入谷朝顔まつり
毎年、七夕の季節に、東京都台東区入谷の入谷鬼子母神とその界隈で開催。
江戸時代、嘉永から安政期(1848~60)にかけて大ブームとなった朝顔は、
明治に入るといったんは衰えた。明治15年から大正にかけて、入谷田圃の
植木屋によって広く栽培されるようになった。
大輪のものや変わり種を栽培し始めて人気を集めた。
日の出と共に開花する朝顔の習性に合わせ、入谷の朝顔まつりは朝5時から
始まります。翁は9時頃訪れたので、元気の無くなった朝顔が写真に写ってます
すみません。
入谷鬼子母神(いりやきしもじん)
朝顔
アサガオ
ヒルガオ科サツマイモ属の一年生植物
日本で最も発達した園芸植物。古典園芸植物のひとつでもある。
原産地
ヒマラヤかネパールから中国にかけての地域。熱帯アジア
日本への到来
奈良時代末期に遣唐使がその種子を薬として持ち帰ったものが
はじめとされる。下剤の作用がある。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます